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December 2018

December 31, 2018

伊野尾アワード2018

これをアップしているのは2018年12月31日、大晦日です。
今年も残すところあとわずかになりました。

大変後ろにずれこみましたが、今年も伊野尾書店店主が勝手にいろんなものを表彰する「伊野尾アワード」を発表したいと思います!

そもそも今年はこのブログの更新頻度が減ってしまったことをお詫びしたいと思います。
というか、今ブログってどこまで読まれてるんでしょうね…。
自分もあんまり熱心にアクセス数とか見る方ではなかったのですがたまにそういうのを見ると数年前から数は如実に減ってきており、もちろん第一に「書いてる内容が面白くない」というのはあると思いますが、同じぐらい「見るのはSNSだけでブログはもう読まなくなった」という人も多いんじゃないか、という気がするんですよね。

そのSNSですら「みんなが共通してやってる」のに一番近いのはTwitterで、それすらやってない人も多い。
Google Readerがなくなってからブログって継続して読まれなくなった気がします。自分含め。

とはいえ、「ある程度まとまった文章を発表する場」としてブログは今も有効なメディアだと思うんですよね。
そんなわけで今後も無理のない範囲で少しずつと書いていきたいと思います。

前置きが長くなりました。

ではいきましょう。
2018年、伊野尾が選んだ〈この1冊〉はこの本です!

○「じっと手を見る」窪美澄(幻冬舎)

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「思い出しただけで泣ける映画」というのが誰でもあると思うんですが、この小説は自分にとってそういう作品です。
仕事終わったあとの深夜に部屋で夢中で読んでいたときの時間、クライマックスに至る部分を読んだときの体温が上がるような感覚、読み終わった時の「素晴らしかった…」という感慨。
本のカバーを見るたびにそういうのを思い出す小説です。

たいがいの場合、人生はうまくいかない。
それでもなお我々が生きているのはなぜなのか。

人が年を重ね、ぼんやりとした夢から逼迫した現実に否応なく向かい合い、若さと情熱が削られていく過程で、それでもなお人に温かく接することのできる人間の美しさを、この小説はあふれるように描いています。

この小説を「伊野尾が選ぶ2018年最高の本」にしたいと思います。

ちなみに過去の受賞作を振り返るとこんな感じです。

2011年 金原ひとみ「マザーズ」(新潮社)

2012年 卯月妙子「人間仮免中」(イーストプレス)

2013年 いがらしみきお「I【アイ】」(全3巻・小学館ビッグコミックス)

2014年 ぼく『ぼくのおやつ ~おうちにあるもので作れるパンとお菓子56レシピ~』(ワニブックス)

2015年 岸政彦「断片的なものの社会学」(朝日出版社)

2016年 角幡唯介「漂流」(新潮社)

2017年 上間陽子「裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち」(太田出版)

2018年 窪美澄「じっと手を見る」(幻冬舎) New!

3年くらいノンフィクション系の本が続いてたんですね(「断片的なものの社会学」は分類が難しい本ですが)

本当にこれは伊野尾がただ年間通じて印象に残った本を選んでるので、ジャンルは無差別です。

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ではそれ以外に印象に残った本を。

 

〇『死にたい夜にかぎって』爪切男(扶桑社)

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爪切男(つめきりお)さんの実体験をもとにした私小説。
同じ扶桑社から昨年出た、こだまさんの「夫のちんぽが入らない」と対をなす現代私小説の名作だと思います。

地方都市の複雑過ぎる家庭に育ち、高校でクラス1の美少女と仲良くなったと思ったら「君の笑った顔、虫の裏側に似ているね」と言われ、出会い系サイトに「誰か僕の童貞をもらってください」と書く十代。
東京に出て若干(というかかなり)ブラックな仕事をして神経をすり減らす日々を送る二十代。
そんな日々に知り合う、人生で一番思いを寄せることになる女性。

若くて、恥ずかしくて、思うようにいかない、そんな青春。

爪さんの文章は意図的にふざけたり、汚らしい表現を使ったりするのに常にどこかピュアで感傷的な匂いがあります。
読みながら自分も昔好きだった人のことをあれやこれやと考えてしまう。
そんなせつなさにあふれています。

 

○「シティライツ 完全版(上・下)」大橋裕之(カンゼン)

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「シティライツ」は不思議な作品です。
物語に出てくるのはある地方都市に住んでいるという以外、共通項のない人たち。

スパイが苦手なスパイ学校の先生。
超能力は使えないけど超能力を愛する気持ちだけは誰にも負けない女子高生。
下手くそなのに自信満々なパントマイマー。

「自宅から車で職場まで通勤する際、峠を通るルートを使えば20分早く着くけど山道で後ろに車が渋滞するのを気にして大回りして通う岡田くん」のシリーズが大好きです。
特にあの職場で女性に声をかけられる話ね・・・。あれは泣きました。

定期的に本棚から取り出して一篇だけ読んだりします。
そのたびに違った味わいをもって頭に入ってくる作品です。

 

○「人形メディア学講義」菊地 浩平(河出書房新社)

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早稲田大学で「人形メディア学」という学生に人気の授業を教えている菊地先生の本。
「人形メディア学」とは「あらゆる人形を通じて『我々』について考える学問」です。

菊地先生いわく
「人間あるところに人形あり、人形あるところに人間あり」

ある学生は大事にしていた茶碗が割れてしまったとき捨てることができず、部屋に置いて前を通るたびに会釈をしている。
ある独居老人は掃除ロボットのルンバに「今日は暑いね」「寒いね」と話しかける。
彼らにとっての割れた茶碗やルンバは一つの人形ではないか?
そういったテーマからアニメ、映画、あるいはゆるキャラなども題材に「人々は人間が言えないこと、やれないことを人形に置き換えて見ている」という話が展開されます。

映画「それいけアンパンマン いのちの星のドーリィ」の中に伏せられた「ホラーとしてのアンパンマン」とは何か?
時代とともにスタイルが変わるバービーと違い、リカちゃんのスタイルが変わらないのはなぜか?

読めば読むほど「あーそれは考えなかった」とハッとさせられる考察が次々出てきます。
そして我々はアニメ、映画、ゲームに歌舞伎、プロレス、あらゆるところに「人の形をしたもの=人形」を使って「人間」を表現しているのだな、と感じさせられます。

 

☆2018年の健康実用書

毎年ここで「今年はこんな健康書が流行った」と紹介するのが楽しいのですが、今年は面白い健康本ブームがなかったように思います。

・「医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方」(牧田善二、ダイヤモンド社)

「5秒 ひざ裏のばしですべて解決 ― 壁ドン! 壁ピタ! ストレッチ」(川村明、主婦の友社)

・「医者が考案した『長生きみそ汁』」(小林弘幸、アスコム)

といった売れた健康本はいろいろあるんですけど、もっと「酢納豆」とか「こうじ水」とか、「何それ?」って健康書がブームになってほしいんですよね。

そんな中、少しジャンルが違いますが度今年ヒットになったある本があります。
それがこちら。

○「運転免許認知機能検査まるわかり本 75歳からの免許更新に備えよう」 (メディアパルムック)

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考えたなー!って感心してしまいました。
そうですよね。
都市部だとそれほど切迫してなくても、郊外だと「高齢者は免許返上しろって言われても、運転しなかったらどこにも行けない」というのは切実な事情だと思います。
なのでこういう75歳からの免許更新にそなえた本が最近あちこちの版元から頻発しています。
それもみんなこの本がヒットしたからです。

正直うちの店ではそこまで売れてないですが、郊外の書店ではビックリするような数が売れたりしているようです。
なんでもアイデア次第だなーと実感させられます。

 

☆2018年の児童書

ここ数年、「書籍全体の売上は微減しているけど児童書は前年並み、あるいは増えている」というデータがあります。
当店も今年の春に児童書の在庫を1.5倍程度に増やしました。

「おしりたんてい」「ヨシタケシンスケ作品」「ざんねんないきもの(と、その類書)」とヒットが次々出ているのですが、そんな中で近年着実に一定数売れてるなーと思う児童書ジャンルがあります。

それが「児童ビジネス書」。
いや、そんな言葉どこにも無いし正確な呼び方もあると思うんですが、ようは「ビジネス書の自己啓発的なメソッドを子どもの生活に落とし込んだ本」です。

たとえばこういうの。

○「学校では教えてくれない大切なこと(1) 整理整頓」(旺文社)

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○「ドラえもんの 生活[はじめて]挑戦(トライ) できるかな? じぶんのこと・おてつだい」(小学館)

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こういった本が着実に売れます。
基本、親御さんが買うんですがお子さんが自発的に買うこともあります。
整理整頓も自分のこともできない子供だった自分からすると、自発的に買うだけで「すごい」と思ってしまいます。

社会の変化って大人以上に子供によく出るような気がするんですよね。
なので仕事でそれを垣間見るのはとても面白いです。

 

☆2018年を振り返って

毎年、この「伊野尾アワード」で今年見た映画とか、印象的な音楽とか、よかったプロレスの試合とか、そういうことを雑に書いたりしてたんですけど、今年はちょっと違うことを書こうと思います。

(気になる方は Twitter @inooshoten Facebook「伊野尾宏之」でそういう話を書いたりしてますのでフォローお願いします)

2018年は仕事面で、いくつか印象的な出来事があった年でした。
そのことを順に書きたいと思います。

 

1、トーハン首都圏店売の閉鎖(3月)

 

私が本屋の仕事を始めたのは1999年ですが、最初の5年間は「トーハン首都圏店売に足しげく通って売れ筋商品を仕入れる」ということをずっとやっていました。
そこで私は「本の仕入れ」を学び、場末の本屋の置かれている現状を身を持って知っていきます。

(そのときのことを「本の雑誌」2018年9月号に「店売のFくん」というエッセイで書いています)
http://www.webdoku.jp/honshi/2018/9-180731163929.html

あれからいろいろと仕入れのシステムや態勢も変わり、かつて週に3日通っていた店売も、最近は月に1~2度顔を出す程度になっていました。
時代の流れ…と言ってしまえばそれまででしょうが、何か故郷を失ったような寂しさがあります。

よく有名な本屋が閉店することになると「寂しい」という声が多く集まります。
その気持ちを、私は今年の春に今までで一番感じました。
トーハン首都圏店売こそが私の思い出の「本屋」であり、書店員として成長させてくれた場でもありました。

 

2、三和図書業務終了(10月)

 

取次の三和図書とは2011年に取引が始まりました。

三和図書は小さな会社だったので、担当者のケータイに「これが欲しい」と注文したい本のリストをメールすると在庫のあるものについては担当者が翌日車で納品してくれます。
通常、取次にオンラインで発注すると倉庫に在庫があるものにしても3日はかかります。
なので三和図書の小回りの良さには大変助かっていました。

しかしその三和図書から今年10月に「今月で取次業務をやめる」と急な連絡があり、取引を終了することになりました。
三和図書があった場所は退去工事が進み、先日そこに「串カツ田中」ができていました。

 

3、藤村書店倒産

 

たぶん2018年の自分にとって一番大きなニュースはこれでした。

NET21での仲間である埼玉県熊谷市の藤村書店が今年10月に倒産しました。

藤村さんとは私がNET21に加入した2004年以来のつきあいとなります。

といってもそこまで懇意にしていたわけではなく、記憶をたどっても二人で飲みに行ったようなことはなかったと思います。

藤村さんはNET21で児童書分野の拡売を担当し、いろいろなことを手掛けてきました。

夏休み読書感想文の課題図書コーナーに近接して「読書感想文の本は、自由に決めてもいいんじゃないか」というテーマで「自由読書」というコーナーの設置を提案し、その準備や展開の指揮を執ったり。

本屋大賞のような形を児童書でもやりたいと考え、「まちの本屋が選んだ絵本大賞」というアワードを創設し、その展開・告知・販売をプロデュースしたり。

返品が難しい版元の本は代表して交渉し、安心して店に置けるように。

書店と出版社の橋渡しの役割も率先して請け負い、クリスマスや年末商品の仕入れの場となる児童書受注会を開催。

もちろんすべてを藤村さん一人でやったわけではなく、いろんな人がサポートして手伝っていたのですが、どれも藤村さんが旗振り役としてやっていたから進んでいたプロジェクトだったように思います。

そういった「こうしたらいいんじゃない?」という関係者との軽い発案から発生する一つ一つの細かい仕事を、藤村さんは3つの書店店舗(2017年まで)と外商部をまとめる会社経営の傍らに行っていました。

大変だったはずです。
大変じゃないはずないんです。
けどそれは言ってもしょうがないというか、「我々の業務はそういうもの」と私たちは認識していた気がします。

私たちは同じ書店グループ内の仲間でしたが、仲間であってもその人がどこに傷を抱えていて、どのような状態で今立っているかまでは知らないし、お互い立ち入ってはいけない。
誰に言われたわけではないけど、そんな不文律がありました。

1980年代から90年代、今からは信じられないくらい本が売れた時代。
全国の書店経営者の中には、出店だ、事業拡大だ、大きな資本投下をしたところが数多くありました。
それらのほとんどはバブル崩壊、出版販売物の減少といった時期を経て不良債権化していき、そして各書店に大きな負債を残していきます。

社長を継いだ藤村さんには、先代社長が残した多額の借金があったと聞きます。
それを埋めるために藤村さんは長年あらゆる努力をしてきたけど、結果大きく減らすことはできずにいた。
そして何かのきっかけがあって、金融機関は今回大きな方針転換をしたのではないか――。

そんな話を聞いています。

何年か前に、とある人の葬儀に出席した際にたまたま帰りの電車で藤村さんと一緒になったことがありました。

そのときに「藤村さんは何曜日がお休みなんですか」と聞いたら「休みはないよ」とサラッと言われました。

「え!?」と驚く私に「ないよ。こうして所用とか、会議とかで店を空けるとき以外は全部仕事してるから」。
こちらに目を合わせることもなく、前を向いたまま淡々と藤村さんは説明しました。

管理費を切り詰めるため、従業員は家族親族とパート・アルバイトでまかなっている。
返品運賃を節約するために閉店後、自分で二店舗分の荷物を返品センターまで車で運んでいる。

「だからこうやって出てくるのが、気分転換なんだよ」

たまに見せる半笑いで藤村さんがそう言っていたことを、こうなってからよく思い出すんです。

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  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

平成最後の年の瀬が終わろうとしています。

来年5月からは新しい元号で、秋には消費税も上がります。
キャッシュレス社会を目指すそうで、電子マネーやクレジット決済が増えるのを推し進めてくそうですね。
小売側からすると「それみんな業者に手数料取られるんですけど…」と思うし、利用者側からすると「え、自分の買い物履歴を業者が見られるように記録するの…?」と思ってしまうんですけど、進んでく以上は商売としてそれに合わせていかないといけないですよね。

今年9月に亡くなった樹木希林さんが生前残していた言葉を集めた「一切なりゆき」(文春新書)という本がベストセラーになっています。

業界環境も、人々の生活スタイルもがここ数年ですごく変わってきている中で、「人々の興味を惹く本は売れる」という図が意外と変わっていないのもまた事実なのです。

変わる世界で、変わらないといけない部分は間違いなくある。
でも、本はまだ求められている。

そんな実感をひしひしと感じるのです。

今年も一年ありがとうございました。

いろんなことを考え、不安になることもありますが、それを払拭してくれるのはうちの店を使ってくれるみなさま一人一人なんです。
みなさまが入り口から入ってきて、店内で選んだ本を買ってくれる。
それが本当に励みになります。

来年はまた「万人には受けないかもしれないけど、ごく一部の人には心から面白がってもらえる」ような企画をいろいろ考えてやっていきたいと思っています。

2019年、どうぞ良いお年をお迎えください。

(H)

December 23, 2018

年末年始の営業につきまして

いつも伊野尾書店を御利用頂き、誠にありがとうございます。

年末年始の営業時間は下記の通りとなります。

12/29(土) 11:00~20:00
12/30(日)  休業
12/31(月) 11:00~18:00

1/1(火) ~ 1/3(木)  休業

1/4(木) 10:00~20:00

閉店時間が若干早くなります。

どうぞよろしくお願いいたします。

伊野尾書店    

安くて美味い魚の向こう側 ~鈴木智彦「サカナとヤクザ」

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○「サカナとヤクザ  暴力団の巨大資金源『密漁ビジネス』を追う」鈴木智彦 (小学館)

ヤクザルポの名手による水産業の裏側を当たったルポルタージュ。

全体の構成に疑問を感じる部分もありつつ、著者が危ないところまで潜入して取ってきた証言はみんな面白い。...
特に築地潜入取材は面白い。
漁業や河岸といった世界は一般社会からはみ出した訳ありの人でも受け入れる土壌があるんだなと感じる。
流通するナマコの半分が密漁で、そのほとんどが中国に行くとか普通に生きてたら知り得ない話だった。

あと根室漁業裏歴史が面白かった。
「根室の漁師は北方領土まで乗り込んでカニ密漁してくる」とは西原理恵子がマンガでよく書いてたが、思ってたより組織化された話だった。
出てくる人物がみんな「オホーツクの帝王」とか「北海の大統領」とプロレスラーみたいな異名がついてるのがすごい。
そういえば佐山サトルさんが製圏道をロシア人とやってたのも根室ではなかったろうか。釧路だっけ。

「密漁」は犯罪行為として扱われるが、では誰が被害者なのかと考えると難しい。
海産物は「登録した漁師」だけのものなのか。
農業は自分で準備し、育てなければ収穫はできない。畜産も同様。
だが海産物は海で勝手に育つ。
海に出れば獲れる。
その海は国家が範囲を制定する。制定された海域は妥当なものなのか?そもそも海は誰のものでもないのでは?

私が好きでよく行く新宿の回転寿司屋は基本一皿160円だ。この本に取り上げられるウニも鮭もイクラもウナギも160円。仮にどこかで正規のルートでないものも混じっていてもわからない。
私は密漁でも何でも安くてうまければいいや、とそれを食べる。大半の人もそうだろう。

だから漁業は裏ルートがなくならない。今後もなくならない。

「○○水産」という海産物を安く食べられる居酒屋が全国チェーンで展開されるためには、海産物を安く安定供給するルートが求められる。
でもそれがどこでどういうルートになっているのか、正規流通品だけが入ってきているのか、私たちが知ることはない。

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