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May 03, 2017

5月のフェア「あの人が出してたこんな本」

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5月1日から「あ、あの人、本書いてたんだ」という著名人の意外な本を集めたフェア『あの人が出してたこんな本』というフェアを始めました。

心持ち芸人さんの本が多めになってしまいましたが、「有名人」で本音で語っても評価が落ちない人、というとそういう人たちが多くなるのかもしれません。

タモリさんに本書いてほしいんですけどね。

 

出た時に知ってた本もありますが、「この人こんな本書いてたんだ」と知った本も何冊かあります。

そのなかの一つがこれ。

 

「お前より私のほうが繊細だぞ!」光浦靖子(幻冬舎文庫)

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いろんな人が悩みを光浦さんに相談する人生相談型のエッセイなんですが、光浦さんのネガティブさと露悪趣味的回答と根っこに見える他人への愛情が入り混じってて、大変素敵な本です。

たとえばこんな感じ。

 

相談者(女性・年齢不詳)『ほっこり主婦やクリエイター気取りの主婦ブログを毎日チェックすることがやめられません』

 

光浦さん『幸せだ、幸せだって口にするほど本当は幸せじゃないんだよ。

だってそんな自分のお昼ごはんとか、はまってる豆腐とか、そんないらん情報芸能人じゃない人がなんで流すと思いますか?私のことを知ってほしい、わかってほしい、なんですよ。可哀相な人なんですよ』

『でもそういう主婦だって、ひやひやしていると思いますよ。

「いらねえよ!おまえの情報なんか!」っていつ言われるんじゃないかって。

いやもう言われてるんでしょうね。

匿名の悪口って、思ったより攻撃力ありますよ。ズタズタですよ。

そんな傷を負ってでも、発信したいんですよ。損な生き方ですよ。それをいじめたらいかんです。』

『私はね、もう誘い水にのって誰かの悪口とか言わないんです。

いい人に見られたいんです。人から好かれたいんです。

なんなら…そっちサイドの人間になりたいんです

 

 

このほかにも

『地震のとき、彼氏が私を置き去りにしました』(28歳女性)

『「普通」の意味がわかりません』(35歳女性)

『彼氏ができたら今まで聞いていなかった洋楽を急に上から目線で語ってくる友達が許せない』(28歳女性)

 

などなど、どの回答読んでも「おおー…」というコメントにあふれています。

この本読んでちょっと光浦さんすげえな、と思うようになりました。

 

ちなみにフェアから最初に売れたのは松本人志の「遺書」でした。

5月末まで開催予定です。

 

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