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March 2014

March 09, 2014

改装しました。

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というわけで改装しました。
ってもう営業再開してから1週間以上過ぎちゃったんですけど。まあいいか。

今回は老朽化して汚れが落ちなくなっていた床や基盤が故障したりしてた照明設備を交換し、棚の一部を撤去してテーブルを置く、といった工事をしました。
雑誌や書籍の位置がいろいろ変わりましたがコミックや文庫、文芸書は以前のままで、変わったところもあればまったく変わってないところもある、そんな微妙な改装です。

ただ店自体は明るくなったんで、入りやすくなったんではないかと思ってます。
一度遊びに来てください。

今なら中井がミニ特集された「散歩の達人2月号」(メイン特集は『40歳からの東京酒場』)も店頭にありますよ。

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☆雑貨

中井・落合地区を染め物で埋め尽くすイベント「染めの小道」は先週終わってしまいましたが(雨が多く残念でした)、それに合わせて「宮本」の手ぬぐい・ブックカバー・カードケースを仕入れました。
http://www.miyamoto21.co.jp/brand.html

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手ぬぐいブランドの商品だけあって、どれもなかなか良い品ではないかと思います。
まとめ買いいただく女性のお客様も何人かいらっしゃいました。
真っ先になくなったのは猫柄でした。猫強い…。

 

☆いまのところ今年最高の小説

だと思いました。

○「よるのふくらみ」窪美澄(新潮社)

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商店街の酒屋の長男として生まれた兄・圭祐、兄とは正反対の性格の弟・裕太。文房具屋の娘として生まれたみひろ。商店街で育ち大きくなった三人の幼馴染たちはそれぞれに満たされない思いを抱いて、少しずつ埋められない心の穴が広がっていく…。

いやーこれはホントに。すごかったです。ってそれじゃ説明にならないか。
なんだろう、パッと見たときは「あ、ボールだ」としか思わなかった丸いモノがどんどん大きくなってきて「あれ?」と思ってるとそのまま顔面に当たってものすごい衝撃とともに一瞬意識を失い、意識が戻ったあともずっと顔の一部がジンジンしているような、そんな読後感でした。
ハッカパイプのくだりがホントやばかった。東西線の中で泣きました。
何年か前に角田光代の「八日目の蝉」を読んだときもそうだったのですが、クライマックスでの衝撃と、読み終わったあと抜け殻になるような余韻と、「これは20年後にまた読みたいな」というボンヤリした思いが順番に出てくる、そんな小説でした。
窪美澄は本当にすごい作家だなーっと思います。

(H)

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