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August 2011

August 30, 2011

野田めカンタービレ ~どじょうが出てきてこんにちは~

五月くらいから辞める辞めるって言ってたのに公債特例法案がどうちゃらだとかでズルズルとやっていた菅さんがついにお辞めになってしまいました。
代わりに与党総裁の座に就いたのは「趣味は格闘技観戦、最強のプロレスラーはジャンボ鶴田」(出典:ウィキペディア)が持論というバリバリの増税論者・野田さんで、うわこれで消費税増税確定か…と街場の小売業者としては暗い気持ちにならざるをえない気分であります。
結果的に復興対策や原発の有無、TPPを始めとする自由化政策をどうするかといったことより「小沢派か反小沢派か」という大変小さい世界での二者択一になってしまったことは残念だなあと思います。
投票率の低下とか国民の政治への無関心がときどき話題になったりしますが、もし国民が首相を直接選べる直接選挙制になったらみんな政治とか財政に関心持つような気がするんですけど。
って池上遼一の「サンクチュアリ」に出てきましたねこんな話。

そういえば「ハゲタカ」の真山仁の新作「コラプティオ」(文藝春秋)は『大震災から1年経った日本にカリスマ首相が現れ、停滞する日本を禁断の経済復興策で復活させる』話だそうで、その「禁断の経済復興策」の部分と併せて、よくこのタイミングでこんな話書くなあとビックリしてしまいした。

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あと政治小説でなんじゃこりゃと思ったのは、去年小学館から出た室積光の「史上最強の内閣」。

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北朝鮮がミサイル発射!? 室積光が描く架空政治小説『史上最強の内閣』(日刊サイゾー)

http://www.cyzo.com/2011/01/post_6280.html

『笑って笑って、涙する、史上初の内閣エンタテインメント! 』
だそうです。
意外に評判いいんでそのうち読んでみたいんですけどね。軽そうだなあ。

こういうの石原慎太郎に読ませたらなんて言うんだろう。

  

☆フリーペーパー「LOVE書店」

配ってます。
「神様のカルテ」号と「向井理」号。

 

Love2011


なんか「どこの書店にあるのかわからない」という声が多いようですね。
アレは基本的に置いてあるのは「本屋大賞に参加している店員がいる書店」なんで、一覧表記とか難しいんでしょうね。
匿名で参加している書店員さんもいるみたいだし。

 

☆声が出せない読後感

○「あなたの子供を辞めました」中井宏美(マガジンハウス)

 

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最近自分の中で一番大きな衝撃を残した本は「秋葉原事件」だったわけですが、読み終わったあともずっと加藤智大のほとんど虐待とも言える養育環境のことが頭から離れませんでした。
そんな折に出た新刊で、気になってました。

著者は1980年生まれの、言葉から察するに関西地方出身の女性です。
彼女が生まれてすぐに、病院で父親が母親に言った一言がすごい。
「この子の顔、僕の好みと違うなあ」

そんなゾッとする言葉が何の気なしに出てくるくらい、家庭と子育てに無関心な父。
外での体裁を激しく気にして、家族以外の他人には文句どころか意見も言えずにいる母。
そして「複雑な人間関係がある」という職場で働きながら家事と子育てを背負わされた母は趣味がなく、わけ隔てなく愚痴をこぼせる相手もいなく、あらゆるストレスを持ち帰って家の中で発散する。
小さな子どもに感情をぶつける母親。
自分の何に対して怒りを覚えているのか、どうすればよかったのかについては教えてもらえず、すべて後だしジャンケン的に行いのあとに一方的に叱責され、気まぐれな感情のままに放たれる暴力。
いつもビクビクし、笑顔が消えた娘に「どうして楽しそうにできないの!」と感情的な怒りをぶつける母。
褒めず、認めず、伝えず、唾棄すべき存在として徹底的に娘を扱う母。

はっきり言って読んでて気分が悪くなる本です。
親に愛されなかった子供の心の傷が大人になって虐待から逃れた後もいかに日常の思考を蝕んでいくかがわかってすごくキツい。
でもページをめくる手を止めることができない。
そして読み終わると、延々思考を止めることができない。

私個人は読後、この著者の人のことばかり考えました。
つまり、自分自身はこれとオーバーラップさせられるような体験をせずに過ごしてきた、ということです。
だから何も言えないんです。
「つらかったね」
しか。
それだって本人の痛みの100分の1もわかんないんだろうし。

もし、こういう方と深く関わることになったら、これはもう受け入れるしかないんだろうと思います。
他の人と比べて少しいびつな言動があったり、過剰な反応を示すところがあったり、こちらのまったくわからない理由で深く落ち込んでたりしても、なんであれ受け入れるしかないんだろう、と。
理解はできなくても共感はできるんじゃないかと。

いろんな人に読んでほしいと思いました。
きっとそれぞれにそれぞれの感想が出てくると思います。

 

☆exciteニュース見て発注しました

“ずるい考え方”を身につける
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1313740532094.html

おもしれーなーと思いました。
こういう本、好きです。
二見書房の「論理パラドクシカ」みたいな。
http://book.asahi.com/column/shinkan/TKY201105020176.html

冒頭に出てくる
「Q、3人の子どもに13個のオレンジを公平に分けるにはどうしたらいいでしょうか?」

という問いの答えは
「A、4個ずつわけて余った1個は俺が食う」

だと思ったら違いました。
そらー思い付かないよー!って答え。
もちろん「4個+3分の1ずつ分ける」でもありません。
正解はCMのあと。

○「ずるい考え方」(木村尚義・著/あさ出版)

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☆講談社から9月に出る宮部みゆきの時代小説「ぼんくら」シリーズ最新作「おまえさん」(上・下)は単行本と文庫本が同時に発売されるんだそうです。

☆同じく講談社から10月に出る京極夏彦の「ルー=ガルー」シリーズ新作「ルー=ガルー2 インクブス×スクブス《相容れぬ夢魔》」は文庫・単行本・ノベルス・電子書籍が同時発売なんだそうです。

両方とも「著者の意向」なんだとか。
なんかすげえ時代になったなあ。

これでまた「『下町ロケット』の文庫はどこにあるんですか?」と聞かれることが増えるな…。

 

☆ここだけの話

前回紹介した「フェアリーテイル 燃えるナツ!! ハッピー祭り!! その場で削ってその場であたるスクラッチくじ」が若干余っているので、マガジンコミックでなくてもなんかお買い上げいただいたお客様だったらご希望の方に引いてもらおうと思います。
「フェアリーテイルくじ、やりたいんですけど」とレジで一言おっしゃっていただければ全然OK。
なくなり次第終了します。

(H)

August 21, 2011

君よ8月に熱くなれ

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甲子園は日大三高が10年ぶりの優勝を遂げて幕を閉じましたが、劇的な逆転劇や熾烈な投手戦以上にやたらめったら「がんばろう日本」というキャッチフレーズが目につく大会でありました。
震災被災地の代表校が過剰にフューチャーされたり。
かと思えば青森と茨城はその中に入ってなくて、あれ?って思ったらその青森代表の光星学院が決勝まで行ったり。
光星学院は青森県内でも震災の被害が大きかった八戸にあるそうで、いろいろ大変だったんではないかと想像します。

まあ、そういうキャッチをつけたくなる主催者の気持ちもわかるんですけどね。
あんまりがんばれがんばれ言われるのもなあ。
「言われなくてもがんばってるよ日本」の方がよかったんじゃないかと思います。

ちょろっと甲子園関連のニュースを調べてたら、広島県大会の予選ではこんなことが。

両校合わせ熱中症12人…広島工大高、選手不足で棄権
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/07/10/kiji/K20110710001179990.html

熱中症で出場できる選手がベンチにいなくなり試合を棄権…。
こういうのってあるんだなあと。
関係者の談話が痛切過ぎます。

甲子園では数々のドラマが生まれますが、甲子園に行くまでの間にはそれ以上にいろんなドラマが起きているのだなと思い知らされます。

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★「一巻で完結している名作マンガフェア」

というのを始めました。

 

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「続きが気になる!」というのもマンガを読む楽しみのひとつですが、お金や並べる場所が気になるのも事実。
ってことで。

まあ本当はちょっと前に藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」を久しぶりに読んで、「やべーこれ名作すぎる!なんかこれ入れたフェアやりたい!」ってなっただけなんですけどね。

藤子・F・不二雄のSF短編はどれも名作ですが、中でも「ミノタウロスの皿」は本当に名作です。
藤子先生の作品には「価値観の転換」あるいは「価値観の相対化」といったテーマが多々あり、当時よりはるかにいろんな価値観が混在する今の社会にグサッと刺さる内容が多い気がします。

○「ミノタウロスの皿」藤子・F・不二雄

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それとフェアの中にはこんな本も入ってます。

○「伊藤潤二の猫日記よん&むー」 講談社

 

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これは最近ちょっとした機会があってからお話するようになった、昔はレンタルビデオショップで働いていて担当はホラーとアダルトというキワモノだったのに現在は某ビジネス書系出版社で大変真面目な感じで働いてるけど本当はビジネス書より花沢健吾のマンガが好き、というFさんという女性営業の方に「なんかおすすめのコミックはないですか?」と聞いたところ出てきたのがこれでした。
ちょうど一巻完結作品だったのでこれもフェアに入れてます。
どうオススメなのかは店頭にFさん直々に書いてもらったPOPがあるのでそれを見てください。

 

★全国で何軒くらいの書店がやってるのかわかりませんが

「フェアリーテイル 燃えるナツ!! ハッピー祭り!! その場で削ってその場であたるスクラッチくじ」ちゅうのをやってます。

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マガジンコミック「FAIRY TAIL」単行本ならびに今月の講談社マガジンコミック新刊をお買上げごとに1枚スクラッチくじを進呈し、その場で削っていただければその場で景品と交換します。

景品はナツ賞・ハッピー賞・ルーシィ賞・エルサ賞の4種類があり、ナツ賞はミニフィギュア、ハッピー賞は特製下敷き、ルーシィ賞はシールカード、エルザ賞が特製B5ノート。
ハズレはなし。
景品が無くなり次第の終了となります。

ところでセブンイレブンでときどき映画とか番組のタイアップ企画で700円以上買うとクジが引けて、当たるとコーヒーとかヨーグルトといった店内にある商品がその場でもらえるキャンペーンをやっていますが、夏の文庫フェアでもああいうのできないもんですかね。

さすがに700円は無理でしょうがスタンプカードかなんか作ってスタンプがいくつたまるとクジひいて、たとえば集英社ナツイチのどれかが当たるとか。
「おめでとうございます!阿刀田高が当たりました!」みたいな。

そういうのお客さんからすれば新しい出会いや発見になるだろうし、出版社からすれば新しい顧客の創出にもつながると思うんですが、いかがでしょうか出版社のエラい人。
ってそんな人はこんなとこ見てないか。

どうしたってこういうのは書店単独でできないサービスなので、一計を講じてもらいたいものです。


  

★ベストセラー

売れるたいがいの本は、

様子見的に作った初版の本が売れる→書店に在庫なくなり発注する→出版社が広告出したり何かで取り上げられたりする→発注した分が入ってきて売れる

というサイクルで動くことが多い気がするんですが、ときどき

書店が注文する前からドサッと送る→各種宣伝広告を打つ→売れるとまた書店が頼まなくてもドサッと送る

というサイクルをやることがあります。
ヘタすると相当在庫が残って出版社が苦しむことになりますが、うまく売れると年間ベストセラー級になる、一種のギャンブルみたいな出し方です。

で、今そういう送られ方をしているのがこの本。


○「日本中枢の崩壊」古賀 茂明(講談社)

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実際売れてるので読んでみましたが、なかなか面白かったです。

・なぜ官僚は叩かれるのか
・なぜ優秀な人材が霞が関に入るとダメになっていくのか
・福島原発事故の政府対応がグダグダだったのはなぜか
・東京電力が首相の言うことを軽視してたのはなぜか
・消費税は本当に上げないといけないのか

といった時事的な話を経産省の現役官僚の著者が解説していきます。
まあ、現役といっても相当な改革派なのでだいぶ煙たがられて宙ぶらりんな役職にされていますが。

「官僚が嫌がることほど国を変えるのに効果がある」とか「国家公務員制度改革を最優先しないと何も変えることができない」といった話はなるほどなーというものばかりでした。
この本を読むと新聞の政治面のニュースが急に面白くなります。

著者は相当に頭が切れる人ですが、今後の内閣が進めるべき提言としては小泉政権が推し進めた新自由主義政策、規制緩和を中心とした競争政策を中心にする、いわゆる市場原理主義的なものが多く、それだけで万事解決できるのかな?負の側面は?みたいな点も気になります。
大変優秀な方ですので、個人的にはこのまま言論の世界に入るよりは要職に就いて国をよくする仕事をしていただきたいと思います。

 

★唐突に始める同業他社紹介

早稲田の成文堂さんのブログはわかりやすくていいなーと思いました。
http://blog.livedoor.jp/seibundoh_wasedasta/

「伊野尾書店のブログは更新が遅いなあ」と思ったときは成文堂さんのブログを見てください。
そして何か気になる商品がありましたらそのまま伊野尾書店に来てください。
70%くらいの確率でウチにもあるような気がします(笑)。

(H)

August 12, 2011

残暑お見舞い申し上げます

世間では今日(8月11日)あたりもうお盆休みに入っていたりするようですが、本屋は絶賛稼働中でございます。
といっても、明らかに街を歩く人が減っております。
その上やたら暑かったり雷が鳴ったり夕立があったりじゃねえ。

んなわけで全国の本屋では今こんなのが売れてます。

○「ひんやりジェル 爽快シート」(宝島社)

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もう本じゃねえし。
気持ち良さそうだけど。

宝島社といえば、ある日こんなのが予告なく入荷してきて度肝を抜かれました。

○「スーパー音波式電動歯ブラシ HyperソニックProfessional」
 

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おいおいおい…なんで本屋で歯ブラシ売るんだよ…と思いながら店頭に出したら売れてしまいました。
このまま本屋とドン・キホーテの区別がつかなくなりそうな路線に行ってしまっていいんでしょうか。
いけないんでしょうか。
次号詰むや詰まざるや。

  

★最近一番インパクトがあった本

○「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」中島岳志(朝日新聞出版)

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3月に出た本ですけど、最近人に薦められて読んでみたらこれが大変グサッとくる内容でした。
2008年6月に起きた秋葉原連続殺傷事件の犯人・加藤智大の生い立ちから事件までを丹念に追うノンフィクション。

事件が起きた直後、集団ヒステリー的に報道された「派遣」「彼女がいない」「友達がいない」「ネット掲示板依存」といういくつものキーワードが極めて表層的なものだったことがよくわかります。
母親からほとんど虐待と呼べるような行為を受けていた幼少期の体験が「注意するより行動でわからせようとする」彼の性格を作りつつ、それでも彼の周りには常に友人がいた。
人生に絶望した加藤が酒を飲んで車を運転し、バイパスで対向車と正面衝突して自殺しようとした時、止めようとしたり心配した人間が何人もいた。
事件当日の朝には職場の仲間に餞別としてゲームを渡しに行っていた。
にもかかわらず彼は追い詰められ、自殺か殺人か揺れ動いた末に後者を選択してしまう。
その経過と経緯はこの本を読むとかなり理解できます。

「人間」という言葉が表わすように、ヒトは「人と人との間」で初めて存在を承認されるものなんでしょう。
自分に構ってくれる人がいたものの、そこを自分が招いたタネで立ち切ってしまい、周りに誰もいなくなった加藤の底なしの孤独感があのような事件を引き起こすことになったのだとしたら、人間というのはおぞましいほど孤独に弱い生き物なのだということが証明された気がして、薄暗い怖さが背中をゾワゾワさせます。
けれど、そんなこともこの本を読まなかったら考えなかった。
「人ってなんだろう」ということについて、深く、深く突き刺さる本です。

★その上で

「彼女できない奴は人生終わり」と加藤はネット掲示板に書き続けたわけですが(この言葉がまたネタとベタが分断不可的に入り混じっていたという話が「秋葉原殺人事件」には出てきます)、もし、そう考える人になんか薦める本はない?って聞かれたら、この辺を紹介する気がします。


○「なぜ、占い師は信用されるのか? 「コールドリーディング」のすべて 」

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まあ、大前提として「彼女云々の前に自分の精神状態を安定させる」ってのが重要だなーと思ったわけですが…。
どうなんでしょうか。



★ゲーム学

○「教養としてのゲーム史」多根清史(ちくま新書)
 

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「ゲームについての雑学」のちょっと先、「ゲームの教養」について語った本。
切り口が面白いです。
たとえば「ドラゴンクエスト」がいかに革命的であったか、ということについて言えばドラクエ以前は「ゲームは不親切」なものだった。
次のステージに進んだり各種アイテムをゲットするヒントは画面上のどこにもなく、すべてプレイヤーが手探りで行わなければならない。
一度ゲームオーバーしたらどこまで行ってても、どんな状態に成長していてもまた0からやり直し。
そういった「不親切」が当たり前の背景には、「簡単にしたらすぐクリアされて、すぐ飽きられてしまう」という製作者側の危惧が常につきまとっていた。
けれどドラクエは真逆の「親切」な道筋を作った。
画面上にヒントを出し、ゲームをやっていけばおおよそのクリアまでの流れがつかめる仕組みがあちこちに仕掛けられた。
それは容量の変化もあったと思うけど、やはり設計側の意識の変化が大きかったのでは、みたいな話がいろいろと。
カルチャーです。


★ある日ラジオを聴いていたら著者が出演していて話をしてて、気になったので取ってみました。

○「コケはともだち」藤井久子(リトルモア)

 

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一冊まるまるコケの本。
まず前提条件として、コケ=苔で一冊の本を作ろうってところが自由ですねリトルモア。
読んで知りましたが苔はああ見えて何種類も種類があり、カビが嫌いな苔がいたり、草なのか苔なのかよくわかんないのがいたり、いろんなのがいるんだなと。
なんかボーっと見てしまう不思議な本。
ちなみに苔旅の名所は鎌倉と箱根美術館だそうです。

★次のフェア

夏らしく文庫が100冊なフェアを展開していますが8月後半から「一巻で完結しているけど名作なコミックフェア」を行います。
きっかけは藤子不二雄。

★今さら

読み始めましたが「3月のライオン」って面白いですね。

(H)

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