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June 2009

June 23, 2009

振り返るな 後ろには夢がない

人生にバックギアはついてないから、止まるか、前に進むかしかない。
ああ、もう過ぎちゃったんだ、とわかっていても、前に進むしかない。
ほんのたまに後ろを振り向いたりして。
いろいろありますが、がんばっていきましょう。

って言われなくてもみんなそれぞれがんばってるわけで。
おまえががんばれ、って話ですね。

 
☆教養+娯楽

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メディアファクトリーの「ナレッジエンタ読本」のフェアやってます。
科学、数学、国際問題、鉄道とイヤに幅の広いジャンルで硬軟織り交ぜた内容が人気のシリーズです。
文章も平易で非常に読みやすく、それでいて知識を得られる。
教養新書とエッセイコミックの中間に位置するような本です。

「中国がわからない!」を読みましたが、面白かったです。
片山まさゆきのマンガで満州事変を説明される日が来るとは。

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☆太宰治生誕100年

ってことで各社からいろんな本が出たり、映画化が決まったりと話題ですが個人的に引っかかったのはこれ。

○「人間失格(1)」古屋兎丸(新潮社バンチコミック)

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鬼才・古屋兎丸が舞台を現代に移してリメイクした「人間失格」。
言葉もつけない凄みが全篇通して浮かび上がります。

 

☆その他店長が気になった本

○「きょうのおことば」いがらしみきお(Bbmfマガジン)

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6コマで描かれる人生の深遠。
深い。
とにかく深い。
いがらしみきおが五木寛之と同じランクに扱われないのは不当な評価だと思います。

 

○青春鉄道(メディアファクトリー)

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ついに出てしまいました、鉄道擬人化コミック。
えー…すいません、よくわからない世界です。
山手線の「俺はいつも同じところを回ってるばかり。たまには遠くに行きたい」という呟きが妙にリアル。
大丈夫、大阪環状線や大江戸線だってみんなそうだから。

 

○「日本の私鉄 西武鉄道」広岡友紀(毎日新聞社)

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なんて言ってるそばからこんな本が出ました。
もともと吾野までだった西武鉄道がなぜ正丸峠にトンネルを貫通させてまで秩父に電車を通したかというと、セメントを運ぶためだったのではないか、とかそういう興味がある人は徹底的に興味がある、興味がない人は死ぬまで興味のないことが延々書かれております。
車両研究に余念がない鉄道マニアの方にはマストアイテムな一冊です。

 

○「生たまご ~ゆでたまごのキン肉マン青春録」(エンターブレイン)

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・キン肉マンは最初シシカバ・ブーみたいなビジュアルだった
・初期の「キン肉マン」はココアを飲む場面がよく出てくるが、これは当時森永製菓の重役が「キン肉マン」のことを気に入り、作中のどこかで森永製菓の絵を一コマ入れると5万円もらえたから
・キン肉マンの好物が牛丼というのは、高校生のころ「なか卯」で食べた牛丼の味が衝撃だったから
・「キン肉マンってマスクマンでしょ?」と最初に指摘したのは山本小鉄だった

といったキン肉マニアには衝撃の秘話が続々出てきます。
牛丼はなか卯であって、吉野家じゃなかったんだ。

(H)

June 16, 2009

プロレスファンの店長が三沢光晴急死のショックからまだ立ち直れないので、今週は新刊案内だけにさせてください。
来週から復活します。

 

○デンデラ
佐藤友哉著
新潮社
6/26発売

 

○毎日食べたいプリンのレシピ
大越郷子著
辰巳出版

 

○不良のススメ
瀬戸内寂聴/著 萩原健一/著 
出版社名 角川学芸出版
発売予定日 2009年7月14日 
予定税込価格 1,575円

 

○星守る犬
村上たかし   
出版社名 双葉社
発売予定日 2009年7月6日 

朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。この時間差が意味するものとは? それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―。

 

○OM 
伊瀬勝良 
 
出版社名 双葉社
発売予定日 2009年7月17日 
予定税込価格 1,470円
 
web上で絶大なる支持を受けたあのネット小説がついに単行本化!! 特殊な性癖を持つ主人公・黒沢は、ある日クラスのいじめられっ子・北原に弱みを握られ、『取引』を持ちかける…。まさに、全世代対応の青春文学のマスターピースがここに!!  (※原題「オナニーマスター黒沢」)

 

○新忘れられた日本人
佐野眞一 
 
出版社名 毎日新聞社
発売予定日 2009年7月下旬 
予定税込価格 1,575円

ノンフィクションの巨人が膨大な取材ノートから再び紡ぎだした、忘れえぬ日本人たち。悪党、無私の人・・・。すべての人間類型がここにある。 

 

○宵山万華鏡
森見登美彦/著 
 
出版社名 集英社
発売予定日 2009年7月3日 
予定税込価格 1,365円

 

○文藝別冊 宮脇俊三---時刻表が生んだ鉄道紀行
出版社名 河出書房新社
発売予定日 2009年6月23日 
予定税込価格 1,200円 

鉄道紀行作家・宮脇俊三の総特集。単行本未収録エッセイ、有栖川有栖、泉麻人、酒井順子、関川夏央、原武史等の新規対談・原稿他。 

 

○激しく、速やかな死
佐藤亜紀 
出版社名 文藝春秋
発売予定日 2009年6月下旬 
予定税込価格 1,300円

メッテルニヒ伯宛のゴシップ書簡、サド侯爵捕縛までの追想、不動産販売に勤しむ若きタレーランの彷徨ほか華麗無比の文体でつづる短編集。 

 

○博覧強記の仕事術
唐沢俊一/著 
出版社名 アスペクト
発売予定日 2009年6月25日
予定税込価格 1,365円

 

○声と言葉の教科書 勝てる日本語!勝てる話し方!
福澤朗 
出版社名 東京書籍
発売予定日 2009年6月30日 

 

○まねる力
勝間和代 
 
出版社名 朝日新聞出版
発売予定日 2009年6月30日 

 

○身長文庫
 
出版社名 新紀元社
発売予定日 2009年8月中旬 
予約締切日 2009年7月23日 

高い人も低い人も、意外と気にする背の高さ。古今東西、さまざまな有名人の身長をドーンと並べた1冊。

 

○幻想ネーミング辞典
 
出版社名 新紀元社
発売予定日 2009年8月中旬 

「迷宮」「生け贄」など、幻想的な単語を英仏独をはじめラテン・ギリシャ語まで10ケ国語で1200語以上紹介。

June 09, 2009

「PLANETS」取扱始めました

昨年『ゼロ年代の想像力』(早川書房)で強烈なデビューを飾った宇野常寛氏が責任編集するサブカルチャー誌「PLANETS」の取扱いを始めました。

発売になったばかりの最新号Vol.6、およびVol.4、Vol.5が在庫してあります。

http://www.geocities.jp/wakusei2nd/p6.html

知ってる人は知っているこの雑誌、新宿や池袋に行かなくても中井で売ってます。

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☆1Q84

先日再入荷した分はあっというまになくなりました。
次回入荷はまたズレたり早まったりするので正式なアナウンスがしにくいのですが、11日の午後くらいなら入ってる気がします。
確実なお求めはご予約を。

(H)

June 06, 2009

訂正

1     2

昨日、6/10入荷予定と書いた村上春樹の「1Q84」は今日若干数入ってきました。
残り少ないのでご来店前にお電話いただけると確実です。

ところで村上春樹作品で私が一番好きなのは「ノルウェイの森」でも「海辺のカフカ」でも「パン屋再襲撃」でもなく、糸井重里との共著「夢で会いましょう」(講談社文庫)に何篇か収録されている「ヤクルト・スワローズ詩集」です。

 Photo

〈チャーリー・マニエル〉

チャーリー・マニエルは
地雷原の真ん中に落ちてきた手りゅう弾を取るように
ライトフライを取った。

(ヤクルトスワローズ詩集)

 

というわけで私も「千葉ロッテマリーンズ詩集」を作ってみました。

 

 
田んぼの中から飛び出した蛙が踏みつぶされるように

三本間に挟まれたベニーはタッチ・アウトになった

 

 

3日前から食べに行くことを決めていたラーメン屋が閉まっていたかのように

三振したバーナム・ジュニアが顔をしかめた

 

 

万事を解決する有能な科学者のような顔をして出てきたリリーフの小宮山は

さらに連打をくらって期待を裏切った

  

 
なんでこんなのばっかり思いつくんだろう。

June 05, 2009

便乗して「IQ84」というパズル本を出す出版社はあるんでしょうか

梅雨に入ったかのようなジメジメとした天気が続きますが、ひと足早く七夕飾りを出してみました。

 Sasanoha  Tanzaku   Furin

ついでに風鈴までつけました。
ちょっと早すぎた気もしなくはないですが、まあ季節を先取りってことで勘弁ください。

村上春樹の「1Q84」は大変な騒ぎになりましたが、最近こういうお祭りってあまりなかったのでよかったなあと思います。
ウチも「BOOK1」の方は品切れになっているわけですが(6/10ごろ再入荷します)、なぜか「BOOK2」は結構残ってたりします。
ちゃんと買われていくといいんですけど。

ところで「1Q84」が産まれるきっかけになったジョージ・オーウェルの「1984」はずっと品切れ状態でしたが、近日中に早川書房から新装版として復刊するそうです。すごいなあ春樹。

  

☆フェア「映像化はぜったい無理!本でしか味わえない衝撃の小説」

 Muribunko

これはウチで取引している取次会社が考えた企画です。
取次がこういう企画を持込むというのは珍しいですね。

○我孫子武丸著『殺戮にいたる病』(講談社)
○乾くるみ著『イニシエーション・ラブ』(文藝春秋)
○上田早夕里著『魚舟・獣舟』(光文社)

の3作品がラインナップされています。
今日現在一番売れているのは『殺戮にいたる病』。
どう映像化できないかは読んでのお楽しみです。

 

☆電子マネーやクレジットの頻度が増えているというものの

○「現金は24日におろせ! 」小宮一慶(ベストセラーズ)

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「そろそろ…」ではなく今スグ始めよう!10年後のあなたを救う!お金・時間・仕事の3つをコントロールする方法。

なんで24日なのかというと、給料日の25日は銀行が混んでてお金をおろすのも時間がかかるし、何よりイライラする。
それだったら毎月24日におろせばそういう時間的にも精神的なストレスにもいいんじゃないの?ということだとか。
これは事例の一つであって、この本はそういうお金の小さなやりくりをいろいろ書いた本ではなく人生はお金/仕事/時間/個々の考え方・価値観が密接に絡んでいるものだから、すべてをトータルで考えたらどうだろう、そういう本です。

 

☆パートワークは全部買えないよ、という方に

○「ウルトラガイドブック」(笠倉出版社)

 Photo

「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」の全エピソード紹介本。
私が子どものときに出ていたケイブンシャ文庫シリーズを思い出します。
先日、デアゴスティーニから「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」という分冊百科が発売になりましたが、同時期にこういうのを出してくれると「全部集めなくていいからちょろっとさわりの部分だけ読みたい」という方に薦められて本屋としてはとても助かります。

(H)

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