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February 2009

February 28, 2009

「坂の上の雲」は今秋ドラマ化です

日本にとって世界情勢の動向がいまもっとも重要なのは私もよくわかるんですが、いいかげんもうそろそろ金融危機がなんじゃらほいとか、オバマ大統領と日本の行く末はこれいかに、みたいな本が多すぎませんか。
並べるのに疲れました。
実際去年の12月から1月にかけてはいろいろ売れていった記憶があるんですが、今月に入ったぐらいからもうそんなに売れてないです。
なのにここんとこまた一段とこの関係の本が多くてですね…ありゃ愚痴になってるな。
すんませんもう終わりにします。

しかし、みんな中川さんをいじめ過ぎです。
「イジメ、かっこ悪いよ」ってむかし僕らのヒーロー前園も言ってました。
かっこ悪いですよ。
てかどっかの方もブログで書いてましたが、あんだけ普通じゃない体調なのに周りで会見への出席を誰も止めず、会見に臨んだ記者の中で誰一人として「大丈夫ですか?体調悪いんじゃないですか?」と言う人がいなかった、てのもまた腑に落ちない話なんですが。
つーか私などはあんだけ眠そうにしていてよくG7がどうのとか金融政策がどうのとかしゃべれるなー、って感心しましたが。
私、たぶん焼酎2杯も飲んだらもう経済の話なんかできないですよ。

で、また酷いなと思ったのが朝日新聞がこういう記事出してることで。

記者から突っ込みも 携帯ゲーム「大臣もうろう会見」
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200902250317.html

いや、こういう悪趣味なゲームを作るのはいいんですよ。
でも朝日が喜んでこんなの紹介してたら2ちゃんねるのニュー速版と何が違うんだ、って。
こういう「水に落ちた犬は死ぬまで叩け」みたいな風潮はいつまで続くんでしょう。ああやだやだ。

 
そんなことはさておき、最近気になってるキーワードの本。

○「クラウドの衝撃―IT史上最大の創造的破壊が始まった」城田真琴(東洋経済新報社)

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○「クラウド・コンピューティング―ウェブ2.0の先にくるもの」西田宗千佳(朝日新聞出版)

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「クラウド・コンピューティング」という言葉をご存じでしょうか。
いや私もこの辺の本が出て初めて知ったのですが、私がざっと読んで得た認識で説明するとアプリケーションソフトやサーバー、ストレージなどをすべてネットの向こうに置き、必要なときにだけそれを取り出して使う、というシステムです。
ネットに接続するPCあるいはケータイといった端末には何も入れない。
つまり、Wordを使って何か書類を作る時はWordをダウンロードして原稿を書き、作ったファイルはネット上に保存、容量が足りなくなったらその都度借りてくる、というイメージです。
だからパソコンの中はカラッポでよい、という思想ですね。

これによって便利になる部分もあれば当然問題が出てくる部分もあるわけで、それが何かというのはこの2冊を読んでほしいと思います。
「Web2.0」の時のように、これからいろいろ関連書が出てきそうなキーワードであります。
そうするとまた段々実態がよくわからない言葉になってくるんでしょうけど、まあそれはおいおい。

(H)

February 24, 2009

母さん、家が揺れてるよ!


これから発売予定の本の中から私の琴線に触れたものを適当にピックアップしてみました。

○「外務省ハレンチ物語」佐藤優  (徳間書店)

いずれも個人名を除き(関係者にはすぐ分かる仕組み)、ほぼ実話であり、外務省を始めとする各省庁で話題になることは必至。   

発売予定日 2009年3月19日 
予定税込価格 1,365円

       

「アサヒ芸能」に連載されていたやつでしょうか。

 

○「くまちゃん」角田光代(新潮社) 

4回ふられても、私はまた、恋をした。なんてとだろう。あんなに手痛い思いをしたというのに──。きっとあなたのことが書かれている、傑作恋愛小説。 
 
発売予定日 2009年3月31日 
予定税込価格 1,575円

       

「森に眠る魚」はものすごく後味が悪かったです。

 

○「恋文の技術」森見登美彦  (ポプラ社)

遠方の実験所に送られた男子大学院生が、友人知人に手紙を書きまくる。森見節満載の、ヘタレでキュートな恋の書簡体小説。

発売予定日 2009年3月10日 
予定税込価格 1,575円

       
 
ご結婚されたそうでおめでとうございます。

 

○「本気になればすべてが変わる」松岡修造  (文藝春秋)

発売予定日 2009年3月下旬 
予定税込価格 1,200円

       

むかしテニスやってた頃はもうちょっとクールなキャラだった気がするんですけれど。

 

○「こいしり」畠中恵  (文藝春秋)

悪友三人組と三匹の子猫―かわいい新キャラ登場!神田町名主の放蕩息子・麻助がお寿ずと結婚した。その波紋が意外なかたちで広がって。悪友三人組が魅力満点の神田町名主・裁定帖。   

発売予定日 2009年3月下旬 
予定税込価格 1,470円

       
 
本屋によっては「しゃばけ」シリーズがBL小説の近くにも置いてあると聞いて驚きました。

 

○「NUDE by KISHIN」篠山紀信/撮影  (朝日出版社)

篠山紀信の50年にわたるNUDE PHOTOをリミックス編集した、400頁を越える大冊。

発売予定日 2009年4月20日 
予定税込価格 15,750円
 

いい値段ですね…。

 

○「サッカーという名の戦争 日本代表、外交交渉の裏舞台」平田竹男  (新潮社)

そこには知られざるピッチの外の戦いがあった!世界を相手にした駆け引きの舞台裏、その驚愕の真実を通産省出身のサッカー協会・元専務理事が明かす!

発売予定日 2009年3月18日 
予定税込価格 1,365円

サッカー協会の理事って通産省OBが就けるんですね。
      

 

○「ポックリ死ぬためのコツ 家族も本人も満足な理想の死に方をするために」
佐藤琢磨/著 佐々木英忠/監修  (アスペクト)


発売予定日 2009年3月25日 
予定税込価格 1,470円

ちょっと読んでみたいです。

 

○「徹底抗戦」堀江貴文  (集英社)

「ホリエモン旋風」と「ライブドア事件」とはいったい何だったのか?その真実を堀江氏自らが見てきた視点で書き下ろす。 

発売予定日 2009年3月5日 
予定税込価格 1,000円

   

ついに本書きますか。

 

○「はるな愛自伝(仮)」はるな愛 (講談社)

発売予定日 2009年3月上旬 
予定税込価格 1,365円

いまだに椿姫彩菜と混同します。

 

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最近一番驚いたのは30年くらい前の名作ドラマ「岸辺のアルバム」が今頃コミック化されたことで。

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○「岸辺のアルバム」吉田 まゆみ画・山田 太一原作 (講談社ビーラブKCDX)

しかも舞台設定を現代に変えてありますよ。
今なかなか台風で家が流されることはないし、まして流された家に取りに帰るとしたらアルバムよりもPCかなって気もしなくはないですが、そこんとこはどううまくまとめるのか、注目しましょう。
とりあえず1巻を読む限りなんとか現代版として成立してますね。
「浮気をしませんか」って電話がかかってくるのはやっぱり携帯ではなく家電話の方なのですね。

(H)

February 19, 2009

ついに出ました

一部で話題になっていたケータイ小説「あたし彼女」がついに出ました。

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意外にフツーの入荷部数でしたね。
オビの推薦文を寄せているのが木下優樹菜・秋元康・高橋源一郎…どういう組み合わせなんだろう。
あらためて中見るとすごいですね。

せっかくなんで私も書いてみました。

  

ウチ

本屋

広さ?

17坪

新刊?

まぁ

当たり前に

入ってこない

てか

入ってくるわけないじゃん

みたいな

 

…違った意味で涙が出てきそうなのでもうやめます。

 

★モテる!

いつの時代でも「モテるための本」というのは書店の棚から消えることがないわけですが、この頃はそんな中でも若干風潮が変わっているようで。

○「非モテ!~男性受難の時代」三浦展(文春新書)

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郊外化、格差社会と来てついに現代恋愛事情に切り込んできました三浦展。
いつものように大量の統計データを基に様々な仮説を立てていますが、やはりというか当然のように正社員と非正社員における「モテ格差」の存在とそこから波及する社会的問題など格差社会論とかぶさるような話が目につきます。
「モテない男は社会に対して破壊的」という恐ろしい仮設まで立てております。

 
○「独身女性200人に聞くモテるおカネのつかい方」 牛窪恵 (アスペクト)

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最近ではデートもワリカンにする男性の方がフラットにつきあいやすい、なんてどこまで本当だかわからない記事がどっかに出てましたがおカネもただ持ってればいい、という単純なものではないようです。
ケースバイケース、TPO、本人のキャラによっていろいろ考えろ、ということが書かれています。
ではどうするかというと具体的な例題があって部分部分が空欄になっており「当てはまるものを考えよ」と試験問題のような構成になっている箇所が数多くあります。
一応デートのための本なのに、なんだか資格試験の本を読んでるみたいな気持ちになれます。 

 

○「『諜報的生活』の技術 野蛮人のテーブルマナー」 佐藤優 (講談社)

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対人観察はモテの重要なエッセンスと思われます。
というわけで日本の誇る最高レベルのインテリジェンス・佐藤優の書く情報戦術論。
とりあえず、「もう別れたいけど別れ話を切り出したら絶対に揉めるであろう愛人との別れ方」は相手の目の前で鼻糞をほじってテーブルクロスになすりつけるのを繰り返すことなんだそうです。
そうすると勝手に向こうが離れていくとか。
知ったはいいけど今後役立てる機会が訪れそうな気がしません。

 

○「天然ブスと人工美人 どちらを選びますか?」山中登志子(光文社新書)

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ここまでどちらかといえば男性目線のモテ本を紹介してきましたが、これは完全な女性目線。
「非モテ!」の中で三浦展は「今の社会における自己承認はモテがほとんど」と語りますが、もしかすると男性以上にシリアスな女性の世界で、では非モテな女性はどうすべきか、またそういった社会が何を生んだか、についてベストセラー『買ってはいけない』編集者である著者が語ります。
しかし、世の中のたいがいの男は天然か人工かなんてどうせ区別つかないだろうから、タイトルの質問は無意味な気がするんですが…。

 

○「縁遠さん」 能町みね子  (メディアファクトリー)

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最後はコミックエッセイです。
著者はロングセラー「オカマだけどOLやってます。」を書いた人です。
三十路手前の結婚に縁遠い三人の女性たちが繰り広げる日常的な物語ですが、言ってることややってることがなんだかおそろしくリアルです。
私は男なのでこれ以上コメントがつけられません。

 
最近石田純一がまた再評価されてるとかされてないとか。
今出ている「BRIO」には石田純一が自分のファッションを語るページの中で、
「この○○の時計いいでしょ。まあ、11時から1時のあいだは針がよく見えないのが困るんだけど」
とか語っていて、そういうのを読むと「じゃあそんな時計買わなければいいのに」と思ってしまうんですけどそれじゃやっぱりダメなんでしょうねえ。
私もいつか素足で革靴を履けるような立派な男を目指したいと思います。

(H)

February 16, 2009

開幕は4月3日です

プロ野球選手名鑑が各社一斉に発売となりました。

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見渡すとなんかずいぶん育成選手が増えましたね。
プロ野球を夢見る選手にチャンスが広がるのはいいことですが、このほとんどが何年もしないうちにクビにされちゃうんだろうなあと思うとなんとも複雑な気分です。

February 12, 2009

おい地獄さ行ぐ…の?

世界的な金融不安の最中にある昨今、何が起こっても驚かないつもりでいましたが「蟹工船」がSABU監督、松田龍平主演で映画化すると聞いたときはビックリしました。

http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200811120009.html

まじですか。
その前にSABU監督の映画って知ってますか?
知らなかったら今すぐレンタル屋にいって「ポストマン・ブルース」か「弾丸ランナー」「MONDAY」あたりを探してみてください。
重松清原作の「疾走」もSABU監督ですけど、あれはちょっと毛色が違いますしね。
ってそんなオタク話はともかく、SABU監督が撮る「蟹工船」って勝手にイメージすると

「出張に向かったはずの平凡なサラリーマンが何かの手違いで漁船に載ってしまい、気がつけばカムチャッカ沖で蟹を引き上げなければならなくなり、帰りたいけど帰れない、そんな折やっぱり本人のまったく望まないままなぜか専横を極める漁船船長への抵抗運動のリーダーに押し出され、腰が引けたまま労使交渉に臨むとこれまた手違いで間違えて船長を殺めてしまって、ああどうしよう、我泣きぬれてカニとたわむる」

みたいな「笑えないのが笑える」ブラックユーモア映画になっちゃう気がするんですけど、どうなんでしょうか。
とりあえず、首を長くして待ちましょう。

★農!

というわけで世界的な金融不安に加え食糧危機の問題やら食の安全やら様々な要因が相まって農業に対する関心が高まっています。
農業を始めるような土地が近くにあまり見当たらない伊野尾書店でも「農業を始めよう」コーナーを設置しました。

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まずは雑誌「BRUTUS」。

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農業っていうとどうしても土着的なイメージがありますが、そこはさすが「BRUTUS」。
佐藤可士和やナガオカケンメイといったオシャレデザイナーを前面に出して“今年こそ土に触れ、耕し、育てるニッポン”と銘打ってまったく新しい形での「農業」をプレゼンしてきます。
「Kunel」「ソトコト」「アルネ」ともまた違った切り口で、「BRUTUS」はこういうのが出せるんだな、と感心しました。
ぜひ少し中を見てください。

それとこれ。

○「がちんこ農業生活―会社勤めよりは楽しいか?」そがしんいち(ブルース・インターアクションズ)

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著者はトマト農家なのにトマトは嫌い、農家の長男だけど継ぎたくないから海外を転々、けれど帰ってきて農業を始めた20代の方です。
もともとはブログを書いていたそうなんですが、このブログが口語体というのもバンドマンが書いてるみたいな軽さです。
でも、その軽さの中に農業でしか味わえない仕事の充実感が深く刻み込まれてます。
こういう人生もあるんだ、という意味で読む人に何らかのインパクトを与える本です。

「フリョウノウミン」
http://fine.ap.teacup.com/moissonner/

★教育

内田樹の「街場の教育論」(ミシマ社)という本が売れていますが、それに関係するような教育関係の本を集めた棚を作りました。

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こんな本あるんだ、って仕入れたのがこちら。

○「世界のイジメ」(信山社)

日本、アメリカ、ドイツ、中国、韓国など世界各国のいじめの状況をまとめた学術書です。
読んでるとどこの国のいじめもやってることはそうたいした違いはなく、むしろそれを取り囲む社会や人々の価値観の違いの方が目につきます。
たとえばオランダなんかはやたら対応する施設やセンターがありますが、ドイツはいじめそのものの調査記録が薄くて「暴力事件」のカテゴリーの中から拾ったりしています。
ただし、この本自体ちょっと前の本なんで今はまた違っているかもしれません。

それ以外にも棚には「学校裏サイト」に代表されるような現代的な問題を含んだ本をいくつか揃えてあります。
この問題だけは人間が進歩しても何年たってもなかなか解決できないものなのでしょうか。

(H)

February 07, 2009

1月のセールスランキング

先月のセールスランキングです。

(一般)

1 読めそうで読めない間違いやすい漢字 出口 宗和 二見書房
2 生声CD付き 対訳 オバマ演説集  朝日出版社
3 09 入学準備小学一年生 入学直前号     小学館
4 人間の覚悟   五木 寛之 新潮新書
5 悼む人      天童 荒太 文藝春秋
6 のうだま やる気の秘密 上大岡 トメ 幻冬舎
7 男道        清原 和博 幻冬舎
8 この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原 理恵子 理論社
9 告白         湊 かなえ 双葉社
10 おいしい神楽坂  えい出版

(文庫)

1 居眠り磐音 江戸双紙 照葉ノ露 佐伯 泰英 双葉文庫
2 ジェネラル・ルージュの凱旋(下) 海堂 尊  宝島社文庫
3 ジェネラル・ルージュの凱旋(上) 海堂 尊  宝島社文庫
4 まほろ駅前多田便利軒   三浦 しをん 文春文庫
5 ジウ   1-警視庁特殊犯捜査係 誉田 哲也 中公文庫
6 夜は短し歩けよ乙女  森見 登美彦 角川文庫
7 ガール          奥田 英朗 講談社文庫
8 残光          東 直己 角川春樹文庫
9 家族の言い訳      森 浩美 双葉文庫
10 草原からの使者 沙高樓綺譚  浅田 次郎 徳間文庫

(コミック)

1 バクマン。   1 小畑 健 画 集英社 ジャンプC
2 黒執事   6   枢 やな スク・エニ GファンタジーC
3 ガラスの仮面  43 美内 すずえ 白泉社 花ゆめC
4 GIANT KILLING   9 ツジトモ 画 講談社 モーニングC
5 夏目友人帳   7   緑川 ゆき 白泉社 花ゆめC
6 結界師  23    田辺 イエロウ 小学館 少年サンデー
7 プライド  10 一条 ゆかり 集英社 クィーンズC
8 鋼の錬金術師  21 荒川 弘  スク・エニ ガンガンC
9 ハヤテのごとく!  18 畑 健二郎 講談社 モーニングC
10 大奥   4 よしなが ふみ 白泉社C

 

ところで今、書店にはオバマさんの演説本がこれだけ出てます。
(上から発売日の新しい順)

<1> オバマ大統領就任演説CD book  \952 バラク・オバマ ゴマブックス

<2> オバマ大統領就任演説DVD book  \1,980 バラク・オバマ ゴマブックス

<3> オバマ大統領就任演説  \552  バラク・オバマ  マガジンランド

<4> オバマ勝利の演説  \1,200 ジェ-ムズ・M.ヴァ-ダマン 中経出版

<5> オバマ大統領就任演説  \1,000  バラク・オバマ 朝日出版社

<6> オバマ大統領演説  \1,480  コスモピア株式会社

<7> オバマ演説集  \1,000 バラク・オバマ  朝日出版社

 最初に出た朝日出版の本以外は「付録についてるのがCDとDVD」とかそういうこと以外に何が違うんでしょうか。

便乗だったらいっそのこと「麻生太郎演説集」でも出せばいいのに。
「最近、少々キャラが立ちすぎて、 永田町の古い自民党の方々には、 イマイチ評判の良くない麻生太郎です」
とか。
ついでに大島国対委員長の「ホッケは焼くしかないんですよ」も入れてくれれば、少なくとも私が自分で一冊買います。

February 04, 2009

スウィート・チン・ミュージック

というわけで2月です。
こないだまで「クリスマスはどうのこうの~」だった女性誌の特集がみな「バレンタインには~!」には変わりました。
一様にみな最後に!マークがつくのは比較的受動的なイベントのクリスマスに比べて能動的なイベントだからでしょうか。

バレンタインで思い出すのは今から7~8年前、その頃よくコミックやティーンズ文庫を買いに来てた高校生の女の子がいまして、店に来れば「今日試験だったんですよ」「あーそりゃ大変だったね」くらいの会話を交わすぐらいの間柄でした。
その年のバレンタインの朝、店を開けるとシャッターの前でその娘が立ってまして。
店に入ってくるなり、私のところに来て、「あの、これ…」と鞄の中に手を突っ込んでゴソゴソ始めたんですよ。
私はもうビックリして、(どうしよう、お客さんからもらうなんて初めてだよ…お返しとかどうしよう)とドギマギしながら次の瞬間を待っていると彼女は鞄からウチのカバーのかかった文庫本を出し、「これ、こないだ同じの買っちゃってたんで返品できませんか?」。

チョコレートのように人生は甘くありません。

 

●たまにはチョコレートでなく本でも贈ってみようかな、という方に。

○「一秒の言葉」小泉吉宏(メディアファクトリー)

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「はじめまして」
この一秒ほどの短い言葉に
一生のときめきを感じることがある

24年前に、1回だけ放送された60秒のテレビCM。
その時の“幻の詩”は、奇跡のように人々に語り継がれ、いま一冊の本になりました。
美しい写真と、美しい詩で作られた美しい本です。
けれどこれはもしかしたらバレンタインというより卒業式なんかで贈る本かもしれません。

you tubeに基になったCMがありました。
ご参考まで。
http://www.youtube.com/watch?v=xsnhOJM-BxU

  

●体当たり

レジの脇に置いてますが結構売れていきます。

○怪しい商品ぜんぶ買って試した(鉄人社)

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誰もが一度は気になったことがある、アノ怪しい商品100点を編集者が自分で買って試したルポ本。
正確に言えば「リーブ21」のレポートなど自腹でやったんではなく、体験者への取材なんで全部自腹ではありませんが。
「裏モノJAPAN」別冊だけあってどうしてもお下劣なネタが多いですが、実際これどうなってんだろう?という広告の先に進んだ話ばかりなのでかなり面白いです。
たとえば「ソウル2泊3日で24800円!」という旅行会社のプランに実際行ってみると、添乗員に同じお土産屋に3回連れて行かれたり、バスで行くのはすべて民芸品やキムチを売る店という感じで、ああそういうことか…と納得しました。
個人的には「フェロモン香水」「リーブ21」「スパムメール全部クリックしたらこうなった」「新宿のプチぼったくり居酒屋」「宿便5キロがどっさり!」あたりが抜群に面白かったです。
なんというか、人の欲望と広告は密接に関係してるんだなと思いました。

こういう読み捨ての本は昨今書店店頭から減りつつありますが、内容が面白ければまだまだ置いてみたいと思います。
胡散臭い本も本屋の味の一つだと思います。

(H)

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