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January 2009

January 28, 2009

そういえばかの燃える闘魂の人も一度出ようとしてました

●「後味の悪い本フェア」

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読み終わったあとに感動しない、泣きもしない、どうにも異物感がいつまでも胸に残るような「後味の悪い本」を集めたフェアをやってます。
桐野夏生「アンボス・ムンドス」、遠藤周作「さらば、夏の光よ」、ケッチャム「隣の家の少女」などなど。
むかーしこのブログで紹介しましたが、「隣の家の少女」はこの手の作品の中で最高峰だと思います。
あ、小松左京の「くだんの母」を入れてなかったことに今気がついた…。

  

●さわやかな本

版元の営業さんが「値段は高いけど、本当に中はいい本なんです」と推してくれました。

○「新365日空の旅 かけがえのない地球」(ピエブックス)

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世界中のいろんなところを空から撮影した写真集です。
毎週日曜日にTBSの『世界遺産』を見ているような方であればたまらない内容です。
全部の写真が空から撮られていることで、通して見ているうちに地球を上空からずっと見ているような感覚になります。
「365日」というだけに日記のように日付がついていて、今日1月28日だとイエメンのワディ・ハドラマウトのシバム市という、レンガで造られた建物郡の写真が載ってます。
このレンガ作りの建物は定期的に補修する必要があるものの国にお金がないという切実過ぎる事情で保存が危ぶまれているそうです。

 

●都民必読の本

○「誰も書けなかった石原慎太郎」佐野眞一(講談社文庫)

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2016年のオリンピック招致、破綻寸前の新銀行東京、首都大学、築地移転。
石原慎太郎が都知事になって10年、東京都政には大きな動きがいくつもありました。
卓越したメディア操作術で常に強烈なリーダーシップを発揮してきた石原都知事の背景にあるものを稀代のノンフィクション作家が解き明かします。
そういえば、石原都知事が最初の選挙に出たときの公約に「米軍横田基地を民間利用できるようにする」なんてのがありました。その問題についても触れられています。

ところで石原氏が初当選した99年の都知事選は「友達の友達はアルカイダ」の鳩山邦夫氏や現厚生労働大臣の舛添氏も出てたんですね。
投票に行ったはずなのに完璧に忘れていました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/1999%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E6%8C%99

そしてドクター中松は2011年の都知事選も出てくれるのでしょうか。

(H)

January 23, 2009

空気は読めなくても漢字は読めるように

★国会で麻生首相がいろいろ読み間違えてから漢字の読み方の本が売れていると聞いて、半信半疑で仕入れてみたらなんかえらい勢いで売れております。

○読めそうで読めない間違いやすい漢字(二見書房)

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なんか流行ってるみたいですね、漢字。
漢検の申し込みが2~3年前の倍くらいになっているとかで、漢検の問題集もよく売れます。
クイズ番組でよくやってるからでしょうか。
しかし漢字を読み間違えただけで何も国会の代表質問で問い詰めることはないと思うんですが。

 

★あの名作が復刊です。

○「定本 宮本から君へ」新井英樹(太田出版)

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90年代前半「モーニング」で連載され、「マンガ史上もっとも鬱陶しい主人公」という称号を受けた文具メーカー営業マン・宮本浩の生き様を描いた名作が太田出版から復刊されました。
はっきり言って刊行当時はそれほど売れたわけでなく、後から「いやあれは面白かった」と口コミで話題になったもののすでに入手が難しい状態で、その後一度愛蔵版が出たのですがそれも今から10年ほど前。
その愛蔵版も現在では入手困難になっていたところでこの「定本」の登場です。
何度も言いますがたいして売れなかったこのマンガが3回も出し直されるという事態がいかにいろんな人に愛されてるかを証明していると思います。

実際、私もこの本はもう20回くらい読みました。
最初に宮本の失恋シーンを読んだ時は「馬鹿だこの人」と思っていたのに、いざ自分が失恋した時に同じ場面を読み返したら涙が止まらなかったことを昨日のように思い出します。
宮本の恋敵にあたる裕二が最終話の一話前に宮本に向ける、「人は感動するために生きてっからよ」から始まる長いセリフは私の人生で一番大事にしている言葉です。

 

★エア?

○「エア新書」石黒謙吾(学研新書)

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エア新書って何だろう?と思い中を見てみたら、「勝手に作る架空の新書」なんだそうです。
たとえば、

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 とか、

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 とか、

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あー・・・アホですね。

 
調べたらこれって元はネットのサイトなんですね。

http://airbook.jp/

そういえば見たことがあるような。

 
せっかくなので私も作ってみました。

 

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やっぱりアホだ。

(H)

January 21, 2009

ダメな人もそうでない人も

●「有名人に生き方を学べ!フェア」やってます

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チェ・ゲバラの映画が公開されるというのでいくつかゲバラの自伝および関係書を発注しているうちに、ゲバラだけでなくいろんな有名人の自伝を一緒に並べたら面白いんでは?と思いつき、衝動的に集めてみました。
自伝というのは普通、元々興味ある人の本しか買わないと思います。
けれど、実はあまり知らない人の自伝を読んだ方が得られるものが多いんだと先日自分で立嶋篤史の「ざまぁみろ!」を読んだときに学びました。
ですので、できるだけよく知らない人の自伝を買ってみてください。
ということで私のおすすめはこの2冊です。

○「身をさらしてこそ浮かぶ瀬もあれ ~情けなくても一生懸命、気持ち悪くても一生懸命」ゴージャス松野(ロングセラーズ)

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10年前、女優・沢田亜矢子のマネージャーであり夫であった松野行秀氏は突如振ってわいた離婚騒動でたちまちワイドショーの主役になります。
「DV男」なんて言われてたのを覚えている方もいると思います。
芸能界で仕事をしていたとはいえ、マネージャーに過ぎなかった松野氏をある日突然たくさんのカメラが囲い込み質問責めにし、週刊誌やスポーツ新聞には連日あることないこと書かれるうちに松野氏は心に変調をきたします。
メディアスクラムなんて言葉が出来る前の時代です。
生活費もなくなり、自殺を考え、追い詰められた松野氏はわずかばかりのお金でコンビニで買い物をした時に店員に「ありがとうございました」と言われ、ただそれだけのことに『周りはみんな俺のことを責めるのにこの人は感謝をしてくれた』と涙を流したそうです。
たぶん店員はそこまで考えてないのですが、そんなところから松野氏は開き直って「もう晒され者でいい」と決意します。
そこからは街頭人生相談に整形してホスト、「ゴージャス松野」のリングネームでプロレスデビュー、歌手デビュー。
もうムチャクチャです。
誰が見ても一過性のいじられ方です。
そしてハッキリ言ってどれも中途半端です。
けど人生は立派な人からだけでなくダメな人からも学べることはたくさんあるのです。
もう10年近く続けているプロレスは依然どうしようもないレベルですが、そんなどうしようもないレベルのゴージャス松野が年間何試合かはどういうわけか感動を呼べる試合をやってしまったりするのです。
人生というものを考えたときに、福島の温泉街の女衒だった男が大きな流れに巻き込まれていくうちにイロモノタレントとして生きざるをえなくなったというゴージャス松野の人生は一つの指標を示していると思います。誰が目指すのかわからない指標ではありますが。

○「ドブネズミのバラード」瓜田純士(太田出版)

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伝説的な暴走族の総長を父に持ち、歌舞伎町で生まれ育ったアウトロー中のアウトローの自伝。
私は「不良」という属性だけを特別視する風潮は馬鹿馬鹿しいと思ってます。
ただの不良だけだったら腐るほど存在するこの世界で瓜田純士の物語と文章が読む者の胸を打つのは、結局のところ人はどんな立場にいても「敵/仲間(=家族)/社会(=傍観者)」という人の輪の中でしか生きられないということを本人の壮絶すぎる体験が語っているからだと思います。
出てくるのはどれもすさんだ話ばかりなのに、本全体には透き通るような美しさが感じられるのはなぜなんでしょう。

その他にもいろんな方々の「人生」を並べてあります。ぜひご覧ください。

January 16, 2009

芥川賞・直木賞

発表になりましたね。

芥川賞に津村記久子さん、直木賞は天童荒太、山本兼一の2氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&rel=j7&k=2009011500842

芥川賞「ポトスライムの舟」(講談社)→2月7日発売

直木賞「悼む人」→ 在庫あります
直木賞「利休にたずねよ」→ 1月23日ごろ入荷

です。よろしくお願いします。

「悼む人」は候補作になって確保したわけでなく、正月に読む本はこれしかないだろう!と年末に確保していたのに全然売れなかったのがたまたま残っていただけです。

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そんな私が正月に読んだのは「チェーン・ポイズン」本多孝好(講談社)だったわけですが。
人生で常に3歳くらい上に見られる老け顔の、恋人はおろか親しい友人もいない36歳独身OLが生きる気力をなくして公園で会社をサボってるところ、そこにいた見知らぬ人から「あと1年間がんばって生きたらまったく苦しまずラクに死ねる薬をあげます」という話をされる・・・というところから始まるミステリー小説。
あーいい話だな…ってなってきた後半3分の1のところで結構なサプライズが起こります。
面白かったです。

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(H)

January 15, 2009

「僕はあの時、桑田を憎んでいた」

●「男道」清原和博(幻冬舎)

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通して読むと、一番輝かしかったはずの西武時代の記述が少ない。
もちろん野球を始めるに至った子供時代の話、清原にとって汚れのない気持ちで仲間と野球ができたもっとも青春とも言える高校時代、挫折と苦渋の連続の巨人時代の話、膝の怪我との闘病の話が長くなるのはわかる。
それにしても、と。

けど考えると、誰しも人生一番よかった時というのはそれほど思い出に残らないものなのかもしれない。
私は34歳で、人生の重みを感じる出来事がおそらくこれからいろいろやってくる。
それをくぐりぬけて老人になったとき、振り返って詳細に思い出すのはその重みを感じる出来事の方であって、よかった時のことなど「あの時は楽しかったなあ」ぐらいにしか思い出せないのではないだろうか。
たぶん、人は悪い時代のことをより強く覚え、いい時代のことは忘れてしまうものなのだ。
「なんでもないようなことが 幸せだったと思う」とは虎舞龍もいいこと歌ったものだ。

昭和の終わりから平成の始めにかけて、所沢の緑の球場には私みたいなファミコンと少年ジャンプとチェッカーズで育てられた昭和60'sチルドレンが大勢いて、デストラーデだのバナザードだのディアズだの呪文のような人名を覚えながら一本500円の安手のプラスティックバットを客席で叩いていた。
そんな時代があったと清原本人は忘れてしまったかもしれないが、見てた私らは忘れてない。
これから先何年たっても本棚にあるこの本の背表紙を見れば白と青のユニフォーム姿の清原が西武球場で打ったホームランを思い出す。
この本は私にとって一つの卒業アルバムみたいなものだ。

(H)

January 12, 2009

友がみな我よりえらく見える日は

成人の日ですね。
新成人の皆様おめでとうございます。
十何年か前、私もそう言われて何がおめでたいのかピンとこなかったものですが、社会というのはそういうものです。
疲れてなくても「おつかれさまです」というのが作法です。
そしてだんだん尾崎豊を聞かなくなるのです。
ってもともと今の若い人は聞かんのか。

これから出る新刊のご案内です。

●「英雄の書(上・下)」宮部みゆき 2月中旬発売予定・毎日新聞社

宮部みゆきの最新刊。ファンタジー小説です。

  

●「プリンセス・トヨトミ」万城目学  2月下旬発売予定・文藝春秋

「著者が満を持して贈る大阪の秘密」だそうです。小説です。

 

●「にょにょっ記」穂村弘   2月下旬発売予定・文藝春秋

 

●「交渉術」佐藤優  1月下旬発売予定・文藝春秋

これは読みたい。

 

●「裁判官が見た光市母子殺害事件 ― 天網恢恢 疎にして逃がさず」井上薫  2月上旬発売予定・文藝春秋

 

●「疑惑の原発―『揺らぐ安全神話』柏崎刈羽からの警告」新潟日報社特別取材班 2月上旬発売予定・講談社

 

●「栄光のブルートレイン寝台特急富士はやぶさ」2月20日発売予定・朝日新聞出版

東京から終着の大分・熊本までの運行ドキュメントを中心に、田町車両センターからの出区、東京・下関・門司での切り離し・連結作業、下関車両管理室でのEF66機関車交番検査、鹿児島本線を走る「はやぶさ」のED76運転台前面展望映像、列車内の音と映像、沿線各地での走行シーンなど、マニア必見の映像をDVD2枚で紹介。税込5,985円。

 

●「地球に生まれてよかったぁ~」山本高広  1月24日発売予定・徳間書店

タイトルが素晴らしい。

 

●「ワールドプロレスリングの時代金曜夜8時のワンダーランド」岡田一成  2月20日発売予定 朝日新聞出版

「テレビとプロレスが一番熱かった80年代の現場の熱気を、誰もが心待ちにした「金曜夜8時」を作った『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日系列)元ディレクターが初めて語りおろす」
だそうです。
最近このあたりの回顧録多いですね。
元全日本プロレス実況アナウンサーの若林”恩知らず”健治さんも「プロレスのために日本テレビを辞めた男」(ウェッジホールディングス)なんて本を先日出しました。

 

●「笑撃!これが小人プロレスだ」高部雨市   1月20日発売予定  現代書館

著者はかつて「君は小人プロレスを見たか」を書かれた方ですね。新作でしょうか。

 

●「ある悪役レスラーの懺悔」関川哲夫 1月下旬発売予定 講談社

何やってんすかポーゴさん。

 

予約はメールでも受け付けてます。

January 09, 2009

店長がここを見ているすべての男性に全身全霊を込めて薦めたい本

●「ざまぁみろ!」立嶋篤史(幻冬舎アウトロー文庫)

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「立嶋篤史」の名前を最初に知ったのはどこでだっただろう。
「週刊プロレス」に載っていた「格闘技通信」の広告だったような気もするし、たまたま見た格闘技番組でだったような気もするし、「少年マガジン」の特集だったかもしれない。
「キックのカリスマ」
彼はそう呼ばれていた。
思えばカリスマという言葉が乱発されだした時代だった。
まだK-1が全国的娯楽格闘技番組として世の中に出る前の時代、初心者が気軽に立ち入れない重たい空気をまとっていたキックボクシングの薄暗いライトの下、立嶋は鈍い輝きを放っていた。
けれど私は何も知らなかった。
小学校入学から中学2年まで8年間も続いた陰湿ないじめの中で彼が何度か死のうとしていたこと。
彼のことを守ってやろうとした人はいなかったこと。
15歳でタイに渡り、日本と違いすぎる生活環境と「持ってる者が持たない者に授けるのは当然」という価値観で生きる現地人たちに根を上げそうになりながら空港のトイレで尾崎豊を聴きながら眠ったということ。
メディアに"カリスマ"と持ち上げられているその最中ですら、生活費すら捻出できずにギリギリの生活を強いられたこと。
「キック界初の年俸1200万選手」というのはまったくの虚偽であったこと。
人気選手ゆえに続く試合と減量生活のためにチャンピオン時代であっても身体はボロボロだったこと。
彼のキックへの情熱を逆手に取ってジムの会長やキックボクシング団体の社長たちは彼から不当にファイトマネーを横領し続けていたこと。
K-1への誘いを「あれはキックボクシングではない」と断ったこと。
闘うためにアルバイトを続けていたこと。
現役中の二度にわたる交通事故。

彼の物語は、不遇な人生と戦い続ける物語だ。
それはフェザー級チャンピオンとして得た栄光と引き換えだけではあまりにつらい、苦闘の歴史だ。

なぜそこまで戦えるのだろう。
なぜそこまで強いのだろう。

幼少時、彼は「みんな」の中に入りたかった。
けれど彼は「みんな」の中には入れなかった。
学校の先生が「みんなちゃんとやってるだろう!」というときの「みんな」に。

彼をいじめる仲間だった「みんな」。
関わり合いを避けて遠巻きに見て見ぬふりをする「みんな」。
しょうがなく受験し、しょうがなく進学する「みんな」。
適当なところで適当な仕事につく、社会のルールを守る大人としての「みんな」。

人生において、多くの人は問題のない「みんな」だ。
けれど「みんな」は埋没する。
「みんな」の中からカリスマは生まれない。
立嶋篤史は孤独と引き換えにカリスマとなった。
本当はそんな実態のない呼称を得るよりも、彼も「みんな」の中で生きていたかったのかもしれない。
ただまっすぐに前を見る彼の精神的な強さは、「みんな」が誰でも持っている充足感の欠如が作ったもののように私には思える。

「ざまあみろ!」という書名にはかつて自分の事をいじめた同級生、先輩後輩、あざ笑っていた仲間、何も助けはしないくせに自分の言い分だけを一方的に押し付ける教師、そんな者への意味合いなんだろうと思っていた。
が、彼がその言葉を投げつけた相手は、どんなに酷いいじめに遭ってなお「みんな」に拘ろうとする、かつての弱い自分自身だった。
みんながなんと言おうと俺はやりたいことをやっている、やりたいように生きている、ざまあみろ、と。

(H)

January 08, 2009

12月のセールスランキング

出すのを忘れてましたが2008年12月のセールスランキングです。

《12月セールスランキング》   
【一 般】   
  著 者  出版社
1 毎日かあさん   5 黒潮家族編  西原 理恵子 毎日新聞社
2  悼む人 天童 荒太 文藝春秋
3 09 このミステリーがすごい!     宝島社
4 脳にいいことだけをやりなさい! M.シャイモフ 三笠書房
5 生声CD付き 対訳 オバマ演説集  朝日出版社
6 めづめづ和文化研究所 京都 小栗 左多里 情報センター出版局
7 本の雑誌 307号  本の雑誌社
8 残りの97%の脳の使い方 CD付 苫米地 英人 フォレスト出版
9 毎日楽うま!冬レシピ   オレンジページ
10 09 かんたん家計ノート  講談社
   
《12月セールスランキング》   
【文 庫】   
  著 者  出版社
1 宣告 密命・雪虫行 佐伯 泰英 祥伝社文庫
2 螺鈿迷宮 (下) 海堂 尊 角川文庫
3 彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる 雪乃 紗衣 角川ビーンズ文庫
4 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2 伏見 つかさ 電撃文庫
5 螺鈿迷宮 (上) 海堂 尊  角川文庫
6 ナイチンゲールの沈黙 (上) 海堂 尊  宝島社文庫
7 ナイチンゲールの沈黙 (下) 海堂 尊  宝島社文庫
8 夜は短し歩けよ乙女 森見 登美彦 角川文庫
9 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 伏見 つかさ 電撃文庫
10 眠れぬ真珠   石田 衣良 新潮文庫
   
《12月セールスランキング》   
【コミック】   
書  名 著 者 出版社
1 ONE PIECE  52 尾田 栄一郎 集英社 ジャンプC
2 鋼の錬金術師  21 荒川 弘 スク・エニ ガンガンC
3 BLEACH-ブリーチ-  36 久保 帯人  集英社 ジャンプC
4 もやしもん   7 石川 雅之 講談社 イブニングC
5 D.Gray-man  17    星野 桂 集英社 ジャンプC
6 CLAYMORE  15     八木 教広 集英社 ジャンプC
7 銀魂  26 空知 英秋 集英社 ジャンプC
8 3月のライオン   2 羽海野 チカ 白泉社 ジェッツC
9 バガボンド  29 井上 雄彦 講談社 モーニングC
10 BLOODY MONDAY   9 恵 広史  講談社 週刊マガジンC

   

ちなみに2008年伊野尾書店でもっとも売れた本は「るるぶ中野区」でした。

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結局どこの本屋も地元本が一番売れます。

January 07, 2009

まだ正月ボケが抜けていません

●新年になってから1週間もたって不細工なご挨拶ですが、あけましておめでとうございます。
どういうわけか取引先の前の課長と大阪のショッピングモールのアイスクリーム屋に並び、いざアイスを買おうとするも注文しようとした種類が次から次に品切れで、え、じゃあどれにしよう…と悩んでると後ろから「おい早くしろよ!」と怒鳴られる、そんなのが2009年の初夢でした。
たぶん、今年は迷いの年なんだというのを暗示しているのだと思います。
いやわかりませんが。

●とりあえず2009年最大のトピックスはオバマ就任でもワールドベースボールクラシックでもなく、藤原竜也主演の「カイジ」実写映画化だと思います。
なんちゅうキャスティングですか。
とりあえず髪だけはボサボサに汚らしく伸ばしてもらいたいものです。清潔感のあるカイジなんてイヤだ。
今年はその他にも「ヤッターマン」「ハゲタカ」「重力ピエロ」だのいろいろ映画になるみたいで、波及して本も売れればいいなあと素直に思います。

●年明けに出た毎号落語のCDがついてくる小学館の「隔週刊 落語昭和の名人決定版」が売れています。

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http://www.shogakukan.co.jp/rakugo2009/

私もつい最近になって今さら立川談春の「赤めだか」(扶桑社)を読み出しましたが、いや面白いです。
はっきり言って私はそんな落語に興味がある方ではないんですが、一人の若者の青春の記録という意味で読んでて胸が熱くなります。
そして人間・立川談志の魅力にやられました。

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●で、そんな中ひっそりと出ているこんな本。

「おかみさん」海老名香葉子(文春新書)

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林家三平師匠亡きあと一門を支え、長男は九代林家正蔵を襲名、次男も二代林家三平に。林家一門を隆盛に導いた「おかみさん」。感動秘話満載で綴る、「妻」「経営者」「母」としての生き方。

とりあえず、泰葉は小学生時代に学生運動にあこがれてクラスの子を扇動(というと大袈裟ですが)するようなところがあって「重信房子みたいになったらどうしよう」と思っていたそうです。
重信房子みたいにはなりませんでしたが、まったく別のシーンでアイコン(象徴)になったと思います。回転海老名固めとか。

●東京都書店組合発行の「読者謝恩図書カード」販売しています。
5250円分の買い物ができる図書カードを5000円で販売中です。
枚数限定ですのでなくなり次第終了します。
お早めにお買い求めください。

●なんでこういう書き方を始めたのかというと、実験です。
また唐突に元に戻すかもしれません。
そんなわけで今年もよろしくお願いいたします。

(H)

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