営業時間変更のおしらせ
いつも伊野尾書店をご利用いただきありがとうございます。
3/20(木・祝)12:00~19:00
営業いたします。
お時間が変わりますので、よろしくお願いいたします。
伊野尾書店
いつも伊野尾書店をご利用いただきありがとうございます。
3/20(木・祝)12:00~19:00
営業いたします。
お時間が変わりますので、よろしくお願いいたします。
伊野尾書店
【満員御礼(3/8)】
こちらのイベントは満席になりました。
お申し込みいただきましたみなさま、ありがとうございました!
伊野尾書店ではシンガーソングライター・果歩さんの店内ミニライブを4/5(土)に開催いたします。
せつない感情を伸びやか声で歌い上げる果歩さんの楽曲を、書店店内というライブハウスよりお客様に近い場所でぜひご堪能ください。
「果歩ミニライブ 最後のウィークエンド in伊野尾書店」
開催日時:4/5(土)19:00開演 (開場18:45、終演予定20:00)
場所:伊野尾書店店内
ご参加料金:1500円(税込)
終演後、果歩さんご本人が選書した本、グッズを販売いたします。
(お申込み方法)
1,申し込みフォームから申し込み受付開始
https://forms.gle/LUn3TiCPqG3DuDAc7
2,申し込まれた方はイベント当日、伊野尾書店店頭にて購入、お引き取りください。
お渡しは当日4/5(土)10:00~よりイベント開始までの時間帯となります
(チケットのお渡しはイベント当日のみとなり、前日以前はお渡しできません)
・お申込みはお一人様1枚となります。複数でご参加の場合も別々にお申込みください。
・申し込み順に整理番号を付与し、当日は整理番号順での入場となります
(ご参加にあたっての注意事項)
・全席立ち見でのご観覧となります。
・撮影、録画、録音等は一切禁止とさせていただきます。
・店内でのご飲食はご遠慮ください。
・荷物や貴重品などの管理は各自でお願いいたします。
・会場内にトイレはありません。駅、近くの公園などをご利用ください。
(当日の書店営業につきまして)
・4/5(土)はイベントのため、書店の営業は18:00までとさせていただきます。
みなさまのご参加をお待ちしております!
3月下旬に美容と健康エッセイ『午前三時の化粧水』が集英社より発売される作家の爪切男さんが伊野尾書店で三たび「一日書店員」として働きながらサイン会を行います。
当店で本をご購入いただいた方にはもれなく『書店員』爪さんがサインをしてくださいます。
また、混んでない時間であれば爪さんが読者のみなさんとの雑談&相談に応じてくれたりもします。
お気軽に遊びに来てください。
みなさまのご来店をおまちしております。
「第三回爪切男さん一日書店員サイン会 午後三時からの書店員」
【日時】 4月12日(土)15時~20時
【場所】 中井・伊野尾書店 (地下鉄大江戸線中井駅A2出口となり)
【サイン会参加条件】当店で爪切男さんの著書をご購入いただくこと
・入場無料、予約不要です
・他店購入の本はご遠慮ください
・ご参加の方は爪さんと記念撮影ができます。また、参加特典(非売品)をご用意しています
【爪切男さん著作】
(新刊)
・「午前三時の化粧水」
40歳を過ぎた体重125キロの作家が、ひょんなことから「美容」と「健康」生活に目覚めたら……。
肌はもちもちプルンプルン、30キロもやせ(リバウンドも)、そして、最後にはなんと結婚!?
ドラマ化された『クラスメイトの女子、全員好きでした』に続く、やさしくて、おもしろくて、ためになって、ときに泣ける、前代未聞の「おじさん美容エッセイ」全38篇。
“美容の師”として尊敬する女優・タレントMEGUMIさんとの特別対談も収録。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-788109-7
(既刊)
・「クラスメイトの女子、全員好きでした」(文庫/単行本)
・「きょうも延長ナリ」
・「死にたい夜にかぎって」(文庫)
・「もはや僕は人間じゃない」
【爪さんコメント】
「もはや恒例となりつつある伊野尾書店さんでの一日書店員イベントも今回で三回目。
イベント開始時間は午後三時、新刊のタイトルは『午前三時の化粧水』と、何かと〝三〟つながりが多い今回。
『仏の顔も三度まで』とならぬように汗水流して働きます。
イベント中のサイン、相談、雑談、記念撮影、書店内からお客様に合った本を選ばせていただく、おすすめの美容品を教えるなど何でもやります。
一日書店員ではなく一日店長になれるまでこのイベントはやめません」(爪切男)
『神宮球場100年物語』長谷川晶一(朝日新聞出版)
初めて神宮球場に行ったのは小学校低学年の頃だ。
父親に連れられて六大学野球を見に行った。
そのときの記憶はほぼない。
高校生まで野球をやって、大学は早稲田に進んだ父は幼い私をよく野球場に連れていった。
一番記憶にあるのは西武球場のプロ野球だが、六大学野球も何回か行った。
野球のことは印象になく、ブラスバンドの演奏と、学生服を着た応援団がいたことだけ覚えている。
その後小学五年から大学くらいまでヤクルトを応援するようになって、神宮球場はよく行った。
ちょうど関根監督から野村監督になり、90年代の黄金期を迎えたところだ。
広島戦で笘篠がサヨナラホームランを打った試合、川崎が完封した巨人戦、友達と外野席で見た大洋戦。いろんな試合を見た。
神宮球場はロッテが本拠地にしていた川崎球場に比べるときれいで、都心の真ん中にあるので行きやすい球場だった。
大人になってからも何度となく神宮球場にはプロ野球を見に行った。
仕事で知り合った人たちと「今度野球見に行きましょう」と誘うのに、都心にある神宮と東京ドームは便利だからだ。
そして天候と気温さえ恵まれれば、屋内球場の東京ドームより屋外球場の神宮の方が解放感があり、行くことが多かった。周りにヤクルトファンが多かったことも理由にある。
神宮球場は試合が終わってから飲みに行くのも便利な球場だった。
そんな神宮球場は1926年、大正15年に建てられた。この球場は太平洋戦争とGHQの接収を経て、改修工事を重ねながら来年2026年.100周年を迎える。
その神宮球場の歴史を彩ってきた多くの人たちに取材し、知られざる秘話を自らもヤクルトファンで、約40年神宮球場に通い続ける長谷川晶一さんが書いたノンフィクションが『神宮球場100年物語』である。
大正15年、いったい誰がどういう目的でこの球場を作ったのか。
なぜプロ野球より学生野球が優先されるのか。
「伝説の早慶6連戦」とはどんな試合だったのか。
球場マネージャー、ウグイス嬢、スタジアムDJといった「球場で働く人」は何を思っているのか。
毎年8月に開催される花火大会はどういう経緯で始まったのか。
そしてイチョウ伐採の是非をめぐって沸き上がった神宮再開発移転問題。
環境問題として大きな論争になった移転計画について、著書の長谷川さんは安易にどちらの意見という立場を取らず、「何が問題なのか、どういう点が事業社と反対派の間でぶつかっているのか」を丁寧に取材している。
その詳細は本書を読んでもらうとして、多くの人に話を聞いた長谷川さんの考える再開発問題への感覚には大いに共感できるものがあった。
イチョウも大事。
球場も、そこに集う人も大事。
けど一番大事なのは「ずっとその形が続くこと」ではないのか?
本当にその通りだと思った。
そしてプロ野球ファンの目線でいうと、ヤクルトスワローズは大変めんどくさい球場を借りて使っているんだな…ということがこの本を読んでよくわかった。
民間企業が持っている東京ドーム、プロ野球球団が持っている横浜スタジアムやベルーナドームと違い、神宮球場の所有者は明治神宮という宗教法人である。
ヤクルト球団のものでも大学野球連盟のものでもない。
なので「スワローズのためだけに球場を直す」ということができない。
「神宮外苑の一施設」という位置付けが、他の球場と違う問題を生んでいる。
それでも、ヤクルトスワローズという球団にはなるべく神宮球場を使ってほしい気持ちがある。
東京の真ん中にあって利便性がよく、周囲に緑も多く、夜空の見える野球場。
こんな球場、他にないからだ。
もちろんこれから東京の臨海地域に新しく球場が作られる可能性はあるが、「都心部の屋外球場」を新しく作ることは難しい気がする。
野球に興味のない人にとって球場とは「大人数の収容ができる建造物」でしかないかもしれない。
だが野球が好きになった人にとって球場とは文化であり、生き甲斐であり、生活の一部なのだ。
どうか、この先100年も続いてほしい。
(2015年6月、神宮球場)
今年も2月21日(金)~2月23日(日)の3日間、中井のまち全体を反物やのれんで飾りつけるイベント『染の小道』が開催されます。
https://www.city.shinjuku.lg.jp/event/somenokomichi2025_00001.html
こちらに合わせて伊野尾書店は下記のように営業時間が変わります。
2/21(金)・22(土) 10:00~20:00営業
2/23(日) 10:00~17:00営業
2/24(月・祝) 休業
どうぞよろしくお願いいたします。
伊野尾書店